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2009-11-26

ダルマギクを見に行く、その3、下関のホソバワダン

玄界灘散策から帰ってくると、娘が待っていました。

この日は午前10時半に小倉駅で娘がA君と待ち合わせの約束になっています。

早く行かないと送れそうです。直ぐにホテルをチエックアウトして、私の運転で小倉を目指しました。

娘の車のカーナビが指示するとおりに走ります。

小学校や中学で習った北九州の街を通り抜けます。八幡、小倉、若松、戸畑、それに門司。

その5つの市が合併して北九州市になったのは、なんと1963年のことなんですね。

でも、私には小学生のとき習った八幡や若松のほうが、なぜか馴染みが深いのです。

娘を小倉で下ろして、下関に向かって走り始めたら、車の前のランプがなにやら点滅しています。よく見ると「key」という門司が点滅しています。

そうなんです、娘の車はキーがなくてもエンジンがかかるという、あの手の車なのですが、キーは娘が持ったまま、私が運転していたので、キーが近くにないということで、ランプが点滅したのです。

娘の携帯に急いで電話して、小倉駅に取って返し、キーをもらって、やれやれでした。

Pb221171

関門海峡を通るのも、このときは関門トンネルが通行止めになっていて、結局、関門大橋を渡りました。下関インターで下りると、やたら渋滞していましたが、なんとかやり過ごし、191号に乗ります。

そのまま真っ直ぐ走れば、ダルマギクが咲いているという角島にいけるはずです。

が、途中で、彦島という標識を見て、急にその付近の海の様子を見たくなりました。

↑画像は彦島の手前で適当に海岸に降りたときに、見かけた花です。

Pb221174 最初に、花だけ見たときは、てっきりアゼトウナだと思いました。

所が良く見ると葉っぱが全然違います。

アゼトウナは丁度一週間前に徳島の太平洋岸で見たばかりなので、はっきりと区別がつきます。

Pb221181 始めてみる植物は、とにかく、葉っぱや全体像をしっかり写しておかないと、帰宅してから図鑑で調べるときに困るので、5,6枚の画像を撮ります。

おかげで、帰宅して図鑑を見ると直ぐにわかりました。

ホソバワダンです。

キク科アゼトウナ属ですから、花だけ見るとアゼトウナにそっくりなのも無理ないですね。

Pb221184 ホソバワダンの周囲にも見えていますが、セダムの仲間のようなのはたぶんタイトゴメだと思います。

Pb221188 ホソバワダンを撮影した付近の海の様子です。

この辺りは岩場になっていました。

Pb221170 海の近くではもう御馴染みのツワブキも咲いています。

Pb221160 海岸に下りて、上を見上げるとシマカンギクらしき花も咲いているのですが、海岸からも海岸の上の道路からもヤブが酷くて近づけません。

しかし、シマカンギクの名のとおり、海の近くで咲いていますね。

Pb221211 再び191号に戻り、角島目指して、ひたすら北へと走ります。

ところが、運転していると、線路沿いになにやら黄色い花が群生しているのが見えました。

シマカンギクの群生です。

線路沿いに咲いているのは珍しいと思い、丁度お昼時でもあったので、直ぐ近くのファミレス駐車場に車を停めました。

食事の後、線路時を歩いてシマカンギクを撮影します。

どうやら山陰本線の線路らしいですが、私が撮影している間、一本も列車が通りませんでした。

Pb221204 望遠レンズで少しズームした画像です。

四国で見ているシマカンギクと特に違わないように感じました。

Pb221223 線路に沿って歩いていると、もう少しアップで写せる所がありました。

この後も191号を走っていると、シマカンギクが群生している場所をかなり見かけました。

一体に、海に近い場所に多いように思いました。

191号沿いは民家も多いですが、この可愛い花は、山口の西岸では、四国で見かけるよりもずっと身近に咲いているようです。

四国ではどちらかというと山地で見るほうが多いのですが・・。

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