09年、野山の花、ベスト100、1月と2月
ここ数年、年末には総集編をアップすることが多くなりました。
年末は家事も忙しく、また野山の花もさすがに咲いているものが少ないので、散策もできなにので、こんな形でお茶を濁しているわけですが、1年の終わりにあらためてその年に見た花を思い出すというのも悪くはないですね。
今年は残すところ10日ほどですが、ぼつぼつと今年見てきた花を思い出すとしましょう。
先ずは1月と2月に見た花です。
毎年、お正月の行事が一段落した1月4日ごろに、その年の散策始めをするのですが、今年は暖冬だったおかげで、年の初めからユキワリイチゲを見ることができたのでした。
お正月からユキワリイチゲを見ることができたのは、私が野草散策を始めてから、これが二度目のことでした。
ユキワリイチゲにまつわる思い出はいろいろあるのですが、辛い思い出もあるので、ここでは省きたいと思います。
それにしても、12月末までシマカンギクなど秋の花が見られるというのに、年が明けたとたんに、こうした春の花をも見ることができ、四国という地は花の好きなものには、ほんとに天国のような場所です。
ヤブツバキも12月頃から咲いてはいますが、これは春の季語だそうですので、年初の花として良いと思います。
比較的高山では3月にならなければ咲きませんが、低山では1月にはかなり咲いていて、冬枯れの山々を彩ってくれます。
これは実家付近の里山で見たヤブツバキです。
暖冬のおかげで2月初旬には、早くもアオイスミレを見ることができました。
しかもこれが咲いていたのは標高700mは下らない山中です。
しかし、日当たりの良い山地では、スミレは意外と早くから咲いているものですね。
2月初旬になると、ユキワリイチゲの咲き方も華やかになってきます。
真っ先に春を告げる花と言えましょうか。
香川の里山でも、2月半ばになると、ナガバノタチツボスミレの気の早い株は花を見せてくれるようになります。
香川のスミレの代表的なものです。
今年は嬉しいことに、香川の里山で、アオモジがたくさん咲く場所を見つけました。
これから毎年、早春には訪れることになりそうです。
淡い緑の花はいかにも早春にぴったりの花ですね。
特に山登りをしなくとも、たくさんの花が咲いています。
この輝くばかりの黄色は、春の訪れをもっとも感じさせてくれると思います。
まだきちんと開花はしていませんが、もう花芽を上げています。
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