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2009-12-19

忘年ハイキング、その4、伽藍山と狭箱山

六ツ目山の山頂からは西の方角に木の間隠れに、私たち中讃に住むもののシンボルでもある讃岐富士(飯野山)が見えました。

飯野山からは東を見ると城山が見えることは知っていましたが、高松の山など意識して見たことがなかったのです。

Pc123694

画像中央の円錐形の山が讃岐富士です。近くで見るとまるで山そのものという格好をしていて、私などは九州から来た方に「あの山は作りものの山ですか?」と尋ねられたことがあるほどです。ボタ山の大きいものと勘違いされたのかもしれません。

夏は当然ながら木々の葉が繁っているので、ほとんど見えないそうで、これは冬だけのお楽しみのようですね。

なお、六ツ目山は別名「御厩富士 」(みまやふじ)とも呼ばれ、御厩町にあるからでしょうね。御厩という町名は、古くに厩があったことから来ているのでしょうか??

さて、六ツ目山を下り始めたのは14時10分です。

Pc123695最初は、下りの方がまだ急坂がましだなどと言っていたのですが、どうしてどうして、下りの斜面、つまり北面も急勾配で、おまけに雨の跡で滑りやすくなっているので、立ち木に掴まって何とか滑らずに下るのがやっとです。

ここもまた、画像を撮っている余裕はありませんでした。

Pc123696 下りのコースは「高速道登山口」と「変電所登山口」の2コースがありますが、私たちはこの後伽藍山に登る予定なので、「高速道登山口」目指して下ります。

Pc123697 途中、ダンコウバイの綺麗な新芽にうっとりしながら下ります。

Pc123699 下りもこんなトラロープを頼りの急な下り道です。

Pc123708 六ツ目山をほぼ下り終わる頃から、雨がぽつぽつと降り始めました。

それぞれ雨具を羽織ったり、傘を差したりしてしのぎます。

最後の下りは緩やかな巻き道となっていて、少し歩いたところで高速の側道に出ました。

西の方角に今から登る予定の伽藍山と狭箱山(はざこやま)が見えています。

Pc123711 側道をほんの少し東に歩いて高速をまたぐ陸橋に向かいます。

Pc123714 高速陸橋を渡ります。

山歩きの途中でこんな陸橋を渡るのは初めてのことで、物珍しく思いました。

Pc123723 高速を渡り終えた後は県道12号へと向かうわけですが、途中、こんなお地蔵さんの立ち並んだ道を歩きます。

Pc123727 県道12号を渡ってしばらく西方面に歩くと伽藍山の登山口がありました。

登山口通過は14時52分です。

この12号と言うのは三本松方面への抜け道で、私もたまに走るので知っています。

12号が六ツ目山のすぐ北側を通っているので、前々から名前は知らないまま六ツ目山のことは気になっていたのでした。

Pc123736 伽藍山は岩場の多い山で岩場の鎖場コースもあるそうですが、この日は一般ルートを登ります。

途中にお堂があって、その奥の大きな一枚岩に不動明王は彫られていました。

Pc123737 落ち葉の積もった一般コースを小さな鳥居をくぐりながら歩きます。

この伽藍山は山全体が信仰の山になっているようでした。

Pc123739 香川の里山は山頂付近が岩場になっていたり、岩が多かったりする山が多いですが、ここもまたそうでした。

岩場の道を登っていて、西の方角を見ると讃岐富士だけでなく山と山の間から、私には馴染み深い我拝師山や中山まで見えてきたのには驚きました。

これらの山は善通寺の山で、私の実家からも朝夕眺めていた山なのです。

Pc123740 コウヤボウキが綺麗に紅葉しているのも楽しみながら登ります。

Pc123741 西の方角を眺めると高速が伸びていて、その向こうに綾歌の山が見えます。

Pc123742 山頂直下にはこんな石仏もありました。

Pc123745 伽藍山山頂着は15時21分です。

これが本日3座目です。

残るのはあと1つ、狭箱山のみですね。

Pc123746 この伽藍山も登りは巻き道になっていて、比較的緩やかでしたが、下りはどっこい、斜面を直に下っていますので、てこずりました。

木に掴まらないと滑って大変です。

この下でえ~ちゃんが、誰か滑らないかな~とカメラを構えているので、意地でも滑れませんね(^_^;

Pc123747 伽藍山を下りきって狭箱山との鞍部付近から六ツ目山を振り返ります。

伽藍山の東斜面はミカン畑などになっているのがよくわかります。

Pc123748

鞍部から本日最後の登りを何とか登り切って、15時45分、狭箱山山頂に着きました。

向こう側に見えるのは五色台方面の山々ですね。

Pc123749 山頂付近はちょっとした岩場になっていて、マンネングサの仲間が着生しています。

春に来れば種類もわかるでしょうね。

確か、三野町の貴峰山の岩場にも同じ様な植物があったはずです。

Pc123753 私が撮った唯一の集合写真です。

画素数を落としてありますので、お顔までははっきりとわからないと思いますが・・。

Pc123751 狭箱山山頂にも咲いていた一輪のシマカンギクを撮影したら、いよいよ下山です。

Pc123755 鞍部付近まで下ってきたら、そこからはデポしてある車がもう見えていました。

Pc123756 畑の間の農道を下ったらアスファルトの車道に降りてきます。

Pc123758 道の傍らはミカン畑になっていて、落ちたミカンがその辺りに転がっているので、皆で拾って食べながら歩きます。

汗をしっかりかいた後なので、甘酸っぱいミカンがとても美味しく感じました。(^_^;

車のデポ場所に下山してきたのは16時10分ぐらいだったでしょうか。

リーダー役を務めて下さったえ~ちゃんが「時間が余るからどうしよう?」と当初仰ってましたが、何のことはない、丁度良い時間の下山となりました。

今回の高松の山は高速高松道、国道11号、国道32号、そして県道12号と県内の幹線道路がこの山々の間を縫うように横断しているのが何と言っても西讃や中讃の山々とは違った魅力でした。

高松市街地を始めとして、阿讃山脈の展望も素晴らしいのは思いもかけぬ収穫です。

山の規模は西讃や中讃と比べると低くて小さな山が多くあると言う印象を受けました。

案内してくださったえ~ちゃんとreikoさん、Kさん、ほんとにありがとうございました。

Pc123760 下山後は温泉で汗を流した後、夕方6時から10時まで延々4時間の楽しい忘年会となりました。

昼間の部には都合で参加できなかったエントツ山さんやHIROさんも参加してくださって、山談義が弾んだことでした。

去年はこじんまりと女性4人だけでの忘年会でしたが、男性陣が加わってくださることで、より充実した会話が弾み、これも今年の収穫となりました。

今後ともよろしくお願いします。

コメント

keitannさん,こんばんは~。
いつものように,「微に入り細に入り」のUP,お疲れ様でした。
縦走もいいけど,あとの飲み会が面白かったですね~。
おみやげの寄せ植えもありがとうございました。
次は新年会?

kamatamaさん、こんばんは。

このときの忘年会、kamatamaさんはあまり喋られてなかったようだけど、楽しんで
いただけて良かったです。
4時間の間に生中一杯だなんて、ほんとに驚きました。
私やreikoさんは4倍飲んだわけ??
ペースが違っても、それで良い気持ちになれるなら、エントツ山さんやkamatamaさんは
ずいぶんお得な体質ですね。羨ましい~。

そうですね、新年ハイキング&新年会も良いかもしれませんね。

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