010年早春、徳島散策、その3、ヤマルリソウ
丁度、南からの陽射しが照り付けていたので、白トビしていますが、この日はそれほどお天気が良かったのでした。この頃には気温は18℃ほどもあって、車の窓を開けて走っていました。
ヤマルリソウは香川の山地ではどんなに早くても3月末頃でないと見かけないように思うのですが、この場所の標高が低いので開花が早いようです。
私の図鑑にも花期は4~5月となっていますから、2月末に開花が見られるこの場所では、特別早く咲くのだと思います。
ムラサキ科の花で山地で咲くものとしてはトップバッターですね。
もっとも、我が家の庭の隅ではキュウリグサが2月頃から咲いていますが、この仲間の花は可愛いものが多いです。
ミツバツチグリの黄色い花も、陽射しに映えて眩しいばかりです。
3月初めにはキジムシロを近くの低山で見てきたばかりですが、ミツバツチグリは三つ葉とつくぐらいで、小葉が3枚なので、わかりやすいです。
このトキワハゼも、うちの家のあちこちで咲いてくれます。
去年はこの場所ではユキワリイチゲの葉には気付きませんでしたが、今年はユキワリイチゲの葉がありました。
でも株が小さいのか花はありません。
徳島ではユキワリイチゲは絶滅危惧Ⅱ類となっています。
山地の多い徳島県にユキワリイチゲが少なく、低い山の多い香川にユキワリイチゲが多いのも、不思議です。
自宅付近ではあまり見かけない蝶です。
帰宅して調べたところムラサキシジミというそうで、成虫で越冬するそうです。
まだ春浅い頃に飛んでいる蝶はほとんどが成虫で越冬した蝶ですね。
翅を閉じていると、こんなに地味で、枯葉と見分けがつきませんが、翅を開くとなんと鮮やかなのでしょう。
この日は随分暖かだったおかげで、蝶まで見られてラッキーでした。
ダンコウバイの花より小さめですが、まるで夜空の星のように点々と咲く黄色い花は素晴らしいです。
この場所は日当たりが良いせいか、ほぼ満開のようでとてもきれいでした。
ほんとに春らしい花だと思います。
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