010年早春、徳島散策、その1、ヤマブキ咲く
08年春に徳島にフクジュソウを見に行ってからというもの、毎年のように2月末から3月にかけては徳島に野草を見に行くのが恒例となっています。
どういうわけか、香川よりも山野草の咲くのが早いように思えて、一足早く春の花探しに、今年も行くことにしました。
今年は例年より野暮用が多い上に天候不順などもあって、3月14日、ようやく時間が取れたのです。
良くご一緒している山友達は、今はお孫さんの世話などがあって、今回は私一人で風の向くまま気の向くままのドライブとなりました。
山登りではないのと、あまり早く出かけて道路が凍結していても困るので、出発は家事などを済ませた後、のんびりと11時前に出かけます。
猪鼻トンネル付近の気温も15℃近くあって、この分なら凍結の心配はなさそうです。
大歩危付近で、山の斜面が一部ピンクに染まっているのを見かけて、休憩を取る事にしました。
下界でならいざ知らず、こんな場所でこんな色で咲くのはヤマザクラしかないですよね。
香川の山ではまだヤマザクラの花を見てなかったので、さすがに徳島は早いと感心してしまいました。
吉野川の対岸の山の斜面にもこんな風に咲いている株がありました。
車を停めたコンビニ近くにも桜が植わっていて、ソメイヨシノではないのですが、小さめの桜の花が早くも咲いています。
まだ1分咲きですが、色が鮮やかなので目を惹かれました。
駐車場にはミニローバー?それともクーパー?良くわからないのですが、小さな外国の車の愛好会でしょうか、次々と入ってきて駐車しました。
この日はバイクのツーリングの人も多かったです。暖かかったからでしょうね。
いつもの場所で、車を停めて、ナガバノタチツボスミレの群生を見ます。
その下のコンクリートの斜面にもいつものように張り付くように咲いているスミレ・・。
こういう場所で咲いていると、地面で咲いているのより可愛く見えるのは私だけでしょうか?
もっと上を見るとヤマブキの黄色い色が、眩しいほどに輝いていました。
そういえば、春に徳島をドライブすると、香川の山里よりもずっと早く、ヤマブキの花を見ることが出来るのです。
この分だと、野草もいろいろと見られそうで、期待が高まります。
向こう側の山なみを見てみますが雪はどこにも見当たりません。
9日に強い寒波が来て、香川の山も白くなったのですが、その後、融けてしまったのでしょうか。
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