3月22日のスミレ散策、ナガバノタチツボスミレのオトメスミレタイプ
ずいぶん長いタイトルになってしまい、申し訳ありません。
香川にはタチツボスミレはほとんど咲かず、ナガバノタチツボスミレが圧倒的に多いのですが、ナガバノタチツボスミレの中でも白い花を咲かせるけれども距だけに紫色を残しているものです。これがタチツボスミレですとオトメスミレと言う名前になるのですが、ナガバノタチツボスミレのそのタイプには名前がつけられてないそうで、こういう長い呼び方になります。
この場所で初めてこのタイプのスミレを見たのは、もう4年ほど前になると思います。毎年、見に来るのですが、それほどたくさん咲くこともない代わりに、それほど減っている様子もありません。
とはいえ、個体数は多くはありませんので、どうぞ絶えずにいて欲しいと願うばかりです。
この前日に強風が吹き荒れたので、松の枯葉がスミレの葉っぱにかぶさっていました。
下はアスファルトで、このスミレはどういうわけか毎年、アスファルトの隙間から出てきます。
距にかすかに紫色が残っていますね。
そして、葉の葉脈は紫色をしているので、ナガバノタチツボスミレの特徴を備えています。
托葉の切れ込みが深いですね。
白いスミレがぽつぽつと咲いている車道の上にいつまでも座り込んでいたい気持ちでしたが、夕暮れも迫って来たので立ち上がります。
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