里山散策、その1、アマナ
先週半ばは猛烈な戻り寒波で、香川でも最高気温が5℃以下というような真冬よりも寒い日が二日続きました。その前後も雨で天気がすっきりせず、12日はようやく久しぶりにお日様が拝めました。
午前中は溜まった家事等片付けてましたが、午後からは何とか出かけられそうだったので、アマナを見に行きました。
実はこの場所にアマナを見に来るのはこれで三年目です。
アマナが咲く場所は他にも3,4箇所知っていますが、ここがいちばん多く咲くようです。
最初に来た年は、丁度桜が満開の4月1日に訪れたのですが、アマナはもうほとんど咲き終わっていて、わずかに2,3輪だけ咲き残っていた花を見たのでした。
そこで、アマナを見るなら、桜が咲く前に行かねばと、心に決めていました。
今年は桜も開花が早そうですが、3月12日の時点では、まだまだ咲いてないので、これなら大丈夫でしょう。
予想は当たって、あちらこちらで花盛りのアマナを見ることが出来ました。
落ち葉をしとねにして咲く様子は、まさに早春の花にふさわしい姿です。
日が当たってないと閉じているのは、我が家の庭で育てているミニチューリップと同じです。
チューリップと言っても園芸種の大きなチューリップとはあまり似ているように思えませんが、最近は原種チューリップなどもたくさん売られていて、その仲間などとはほんとに良く似ています。
この山では落ち葉の積もった場所と、草原みたいな場所とに咲いていますが、落ち葉の中で咲いているほうが栄養が良いのか、花も株も大きいようでした。
一体に小さめです。
花は閉じ気味でしたが、日は当たっていましたから、もしかすると花が終わりかけていたのかもしれません。
閉じた花は花彼片の外側にエンジ色の筋のような模様があって、それはそれで素敵なのです。
びっしりと足の踏み場もないほどにアマナの葉が茂っているように見えます。
が、良く見るとツルボの葉もかなり出ていて、この場所は秋になるときっとツルボが群生するものと思われます。
一度ぐらいは秋にも来ないといけませんね。
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