徳島~高知、ツツジのお花見ドライブ、その5、ヒカゲツツジ
徳島の山間部を走っている間はお天気もまずまずだったのに、高知に近付くに連れて、雲行きが怪しくなってきました。冬場ならば、香川が雨や曇りでも、トンネルを抜けて高知に出るとすかっと青空が出るのですが、季節が変わると高知のほうがお天気が悪いなんてことがあるのですね。
目的のハルリンドウは咲いているでしょうか?
目指す山を車で登り始めると、辺りは先ほどまで雨が降っていた様子です。
登り口のところにスミレが群生しているのが目に飛び込んできました。
ここのマンジュリカは顔がふっくらとしていますね。
雨に打たれた後で、誇りも洗い流されて、一際色が綺麗でした。
この草はらにはマンジュリカが、道路を挟んで反対側の半日陰の辺りにはタチツボスミレが棲み分けています。
相当激しい雨が降ったようです。
道沿いの法面で最初はシロバナショウジョウバカマの咲き終わった姿が見られたのですが、もう少し登っていくとショウジョウバカマが出て来ました。
高知はシロバナショウジョウバカマしか咲かないかと思っていたけど、そういうわけでもなさそうです。
やはり草原のような場所にスミレが咲いていましたが、その直ぐそばでニョイスミレも早くも咲いていました。
ニョイスミレも今年の初見です。
樹林の下には花つきのあまり良くないミヤマシキミの小さな株がありました。
残念・・・。
別の場所のハルリンドウも、陽射しがあったら絶対に咲いていただろうという雰囲気です。
色が一際濃いので、咲いたときにはピンクでしょうか。
香川からやってきたと言うと、ヒカゲツツジが咲いているか場所に案内していただきました。
この時期にヒカゲツツジが見られるとは思ってもいなかったので、驚くやら嬉しいやらです。
毎年、ヒカゲツツジを見るのは5月半ば頃の石鎚山系の山で見ることが多いのです。
1月から1月半は早いですね。
高知での目的のハルリンドウの開花はまたもや見られませんでしたが、それでも、各地でツツジの仲間の素晴らしい姿、それにスミレの可憐な姿を見ることが出来て、今回も様々なシーンをしっかりと目に焼き付けて帰って来ました。
こんにちは。
スミレの群生は見事ですね。
今日、ニョイスミレ探しに出かけようと思っていましたが、東京は朝から雪景色で困っています。
投稿: 多摩NTの住人 | 2010-04-17 09:39
多摩NTの住人様、こんばんは。
昨日はこちらも最高気温が8℃でしたが、平野部の雪はさすがに降りませんでした。
それにしても桜も咲き終わった頃の降雪ってほんとに珍しいですね。
ニョイスミレも寒くて咲けないのではないでしょうか。
投稿: keitann | 2010-04-17 23:19