« 実家の近くにて | メイン | ユキモチソウなど »

2010-04-13

ヒナスミレ

4月6日、前々から気にかかかっていたヒナスミレを見に行くことにしました。

その一週間ほど前に見に行った山友達の話ではすでに咲いているとのことで、気が気ではなかったのです。

結果的にはまだ咲いていてくれたので、ほんとにほっとしました。

P4060243

この場所にフイリヒナスミレが咲くのを教えてもらったのは5年ほど前のことです。

しかし、年によっては見に来ることが出来ない年もありました。

また、以前は咲いていた場所にはもう咲かなくて、今では私の知っている限りではこの場所でしか見ることができません。

P4060249 香川の山にもヒナスミレの葉を見かける場所は結構あるのですが、すべての株が花を咲かせるわけではなく、葉はたくさんあっても花はまばらにしか咲かないことが多いです。

半日陰のような場所に咲くので、花の撮影もちょっとし難いですね。

P4060222 このスミレを撮影していると、珍しく若い男の人がやってきて、コンデジで撮影し始めました。

桜の花ならともかく、スミレの花を撮影している20代の男性を見たのは初めてなので、思わずスミレの名前を教えてしまいました。

その男の子はコスミレだと思っていたようですが・・・。でも、そのぐらいの若さから野草散策を始めて一生続けられれば、素晴らしい人生でしょうね。ちょっと羨ましかったです。

P4060055 このときはヒナスミレ以外にも4種類のスミレを見かけたのでアップしてみたいと思います。

先ずは石碑の間から咲いていたナガバノタチツボスミレのオトメスミレ型です。

なんとも、良い場所で咲いているものです。

この場所では確か去年も咲いていたように思います。

P4060054 上から見ると、距の部分がわずかに紫色を帯びています。

P4060062 シハイスミレもこの山には多いです。

P4060090 まずまずの大株ですが、ピントが合っていません(^_^;

P4060135 シハイスミレは花色も赤味が強くて愛らしいスミレです。

P4060201 苔から顔を覗かせているの葉ナガバノタチツボスミレです。

P4060281 大きな木の根っこで咲いているナガバノタチツボスミレです。

P4060377 マダラナガバノタチツボスミレでしょうか。

葉脈が赤い個体でした。

花の形もちょっと変わっていますね。

P4060371 この山のヒメスミレは紫が少しはげたような色合いでした。

日当たりの良い場所なので、そんな風な色合いになったのかもしれません。

P4060386 小さなスミレで、顔もおすまし顔です。

ヒメスミレを今年はすでに3,4ヶ所で見ましたが、ほんとに乾燥した日当たりの良い場所が好きなようです。

同じ山でも、ちゃんと環境によって棲み分けをしているところが、興味深くて、ついついスミレを探してしまうことが多いです。

コメント

スミレオンパレードですね。
ここは山裾? 
こちらでは、ヒメスミレを山ではほとんど見かけません。
墓地などで一番多く見かけます。

ヒナスミレとかシハイスミレが好きです。
6日の撮影だとすると、四国のすみれ(この項のすみれ)は4月上旬頃が旬ですか?
これから、だんだん高い方へ開花が移っていくのでしょうね。

11枚目のナガバノタチツボスミレ、ちょっと変わってますね。色も花の形も。
それに、タチツボスミレがこうやってビッチリと固まって咲いてるのも珍しいです。

プルメリアさん、こんばんは。

ヒナスミレは山でも少し高い場所に咲くようで、私は標高400m以上でしか見たことがないです。
たいていは標高500m以上の山に咲きますので、少し登らなければいけません。
ナガバノタチツボスミレはごく低い低山の山すそから比較的高い場所まで、香川ではいちばん良く
見かけるスミレです。
11枚目の花は顔が少し変わっていますが、顔つきは変わっていても葉っぱの様子など全体を見て
判断することが多いです。
色の淡いとか濃いとかも関係ないですね。
ヒメスミレは今年はほんとに良く見ました。
こちらでも芝生の中とか、草はらみたいな場所にも多いです。
ヒナスミレやシハイスミレも、もっと高い山だと4月末ごろにも咲きますから、時期は一概には言えない
ようです。

コメントを投稿

フォトアルバム
Powered by Six Apart

私のもうひとつのブログです。よろしく

更新ブログ