早春の奥白髪山に登る、その5、ネコノメの仲間
ところどころで、小さな沢が流れているので、そんな場所を丹念に見て歩きます。
水が滴るような場所に、早速タチネコノメが咲いていました。
ヤナギの仲間も新芽を出して花が咲いていますが、種類が多いのでちゃんとした名前はわかりません。
目の下には痩せ尾根が見え、その向こうにちょっと高い山が見えます。
あれが奥工石?
先ほどまで歩いていた、ブナの枝が通せんぼをしていた尾根道とは対照的に、のんびりとした林道歩きです。
同じ市内から来られたと言う単独の男性の方も、結局、われわれと同じルートを下ってこられたので、ご一緒します。
同行のTさんとは仕事関係で、共通の方もいっぱいおられたようで、話が弾んでいたようです。これも何かのご縁でしょう。
この山もアサマリンドウが多そうです。
葉っぱがユリワサビとは形が違いますね。
今年は行く先々でシロバナネコノメソウを見かけます。
沢の近くにはネコノメの仲間やサイコクサバノオが必ずと言ってよいほど咲いています。
コケがあるので保水力抜群なんでしょうね。
沢の一箇所ではなにやら白い花が見えたので近付くと、山ルリソウが咲いていたのでした。
山麓ではすでに葉が展開しているキブシですが、ここではまだ咲き始めですね。
花序の先端の赤っぽく見えるのは花芽です。
なにやら白い小さな花がいっぱい見えると思ったら、マルバコンロンソウがたくさん咲いていました。
葉っぱの形が可愛いです。
林道沿いにはシロバナネコノメソウがまるで草のように咲いている場所もありましたが、こんなネコノメの仲間も見かけました。
この前、徳島で見かけたのと同じイワボタンだと思うのですが・・・。
春まだ浅い山路にはネコノメの仲間が多いですね。
花に関心のない男性陣お二人はさぞ、お待ちかねだったことでしょう(^_^;
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