4月末の県境散策、その2、スミレ三昧
徳島や香川の山にはヒゴスミレが多いのですが、今回もヒゴスミレがかなり咲いていました。
この場所は去年教えていただいた場所ですが、時期的に早過ぎるかと思いましたが、日当たりが良いせいかたくさん咲いていました。
そして、香川のヒゴスミレは花弁に紫色の筋が入るものが多いので、白、緑、紫と、お洒落な感じがします。
ヒナスミレは葉っぱはたくさん見かけるのですが、その割りに花が少ないので見かけると嬉しくなります。
今回撮影した画像には葉っぱに毛が見えるので驚きましたが、図鑑を見ると「葉の両面に粗毛がある」とあります。
左右がちょっとアンバランスな感じの個体で、欲を言えば、もう少し別嬪さんが見てみたかったですね。
オカスミレに近い アカネスミレもかなり見かけましたが、私のカメラではどうにもブルーが強くなって紫色になってしまうので、色を補正してあります。
実際は赤紫色で独特の色をしています。
現地では葉にほとんど毛がないように見えたのですが、帰宅して画像を確認すると茎などにわずかに毛があるように見えるのでやはりアカネスミレでしょうか。
こちらは葉にも明らかに毛が見えるので、アカネスミレに間違いないですね。
以前はかなりの群落を作っているのを見たものですが、今では少なくなっているようです。
香川ではいちばんポピュラーなナガバノタチツボスミレも勿論咲いています。
この日見かけた中でいちばん可愛かったのは、コタチツボスミレでした。
この場所にコタチツボスミレが群生するのは2年ほど前に見つけたのですが、樹林の下で、草丈もわずか5センチほどで群生している姿はほんとに可愛かったです。
香川のコタチツボスミレは山陰型のタチツボスミレと違い葉の基部は心形になります。
ピンクと紫の色違いで咲いているコタチツボスミレも見かけました。
もう少し経てばハグロシハイスミレやクロバナアケボノスミレも見られたでしょうが、それでも7種類ものスミレがちょっと歩いただけで見られるのは素晴らしいことだと思います。
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