朝鍋鷲ヶ山~毛無山、花散策縦走、その1、アプローチ
GW後半初日の5月1日、岡山と鳥取との県境の山、朝鍋鷲ヶ山から毛無山へと縦走して来ました。
きっかけは1月末の毛無山への登山でした。
このとき、地元の方に山頂でお会いして、春はカタクリが見事だということをお聞きしたのでした。また、キスミレが鷲ヶ山に咲くということもお聞きしていたので、何とか両方を見たいものだと思っていました。
前夜、reikoさんといろいろ相談した結果、ダイセンキスミレが朝鍋鷲ヶ山に咲いていることがわかったので、それならカタクリとキスミレの両方を見るために縦走しようかということになったのです。
野草友達のRさんも参加されますが、お花が咲いているならRさんもロングコースを厭わずに歩かれるだろうということになりました。
画像はこの日、毛無山で撮影したカタクリです。丁度見頃で、恐らくいちばん良い時期に見られたのではないかと思っています。
当日は与島PAに6時集合にしました。高松方面から来られるreikoさんと、丸亀方面から出向く野草友達のRさんと私とでは、そのほうが時間のロスが少ないからです。
与島で合流した後は、私の車で蒜山インター目指して出発です。
初めて登る山で、どちらかというとマイナーな山は登山口を探すのに苦労しますが、この朝鍋鷲ヶ山もそのとおりでした。前回、野土路トンネルの新庄側出口付近で山のほうに向かう林道らしきものを見ていたので、それに違いないと向かったら、林道には車止めのロープが張ってありました。
慌てて、岡山県の分県ガイドを出して登山口についての記載を読みます。
その間にも、車道の法面に大タチツボスミレが幾つも咲いているので、撮影します。
「タチツボスミレより大型で寒冷な多雪地に多い」とあります。
特徴は「距が白いこと、葉のまるみが強いこと」だそうです。
葉の基部は表側に巻き気味で、波打っているものが多いとか・・。
花の顔も特徴的ですね。
引き返して、野土路トンネルを蒜山側に出て300mほど走ると、ペアバレースキー場付近に分岐があって、その道をほんの少し走れば、「朝鍋鷲ヶ山登山口」と書かれた道標が立っています。
道標に導かれて、やや狭い林道川上2号を走ります。かなり走ったと思われる頃、登山口らしき場所に着きましたが、なんとそこは三平山登山口だったのでした。どうやら鷲ヶ山登山口の表示を見落としたようで、そろそろと引き返すとようやく鷲ヶ山の登山口に着きました。
地図には林道出会いと書いてある場所ですが、登山道と林道の出会う場所です。
先客はおらず、車は一台もなし。
その後1台やってきた車も階段の登山道を見て恐れをなしたか、どこへともなく消えました。
ロスタイムが30分近くありましたが、登り始めは8時20分でした。
岡山の山は意外と香川からは近いんですね。
登り始めから急登の階段の登りです。
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