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2010-05-15

アケボノツツジ咲く稲叢山に登る、その3、コヨウラクツツジ

稲叢山の登山路はトンネル直ぐ傍から登るトンネルコース、ダムから少しダム沿いを歩いてから登る洞窟コース、尾根コース、それに保線路の尾根コースなどいろいろありますが、トンネルコースは中でもいちばん楽に登れるコースです。

最初は西門山との分岐からジグザグと少し登りますが、その後はヒメシャラなどの林の中をトラバース気味に歩きます。

P5050330

向こう側の山肌にもアケボノが見えています。

この時期、稲叢山界隈はあっちにもこっちにもアケボノの独特のピンクが見られます。

P5050322 歩いている登山道の上を見上げれば、こんな光景が広がって、うっとりします。

P5050379 ピンクに染まり始めた山肌をバックに黄色いシロモジの花も負けじと咲いています。

P5050428 山肌をまくようにしてぐるりと回りこむと、北側の石鎚山系が見えてきました。

冬の間、石鎚会話に近付かなかったので、山の名がにわかには出てこず困りました。

しばらくして中央に見えれいる大岩のある山が寒風山だったと、やっと思い出しました。

P5050449 やがて樹林帯に入ろうかという場所で、このスミレが咲いていました。

登山口で見かけたスミレと同じみたいです。

ヒメミヤマスミレのように思うのですが、花がどれも終わりかけていて、ちゃんと見られないので、今ひとつはっきりとしません。

葉の色がとても綺麗な緑で、こんな葉の色のスミレはあまり見ないなと思いました。

5月16日、宮本様よりトウカイスミレとのご教示をいただきました。

P5050453 やがて大きなヒメシャラやブナなどの自生する林をトラバースし始めます。

P5050460frvsannto 林の中を歩かれているFさんとTさん。

気持ちの良い自然林歩きです。

P5050465

歩き始めのときにFさんに「稲叢山にはコヨウラクツツジは咲きますか?」とお尋ねしたら、「ありますよ」と仰っていましたが、ここでコヨウラクツツジに出会うことが出来ました。

小さな小さなツツジで、石鎚山系や剣山、西赤石などでも見ることが出来ます。

バックのピンクは勿論アケボノツツジの色ですね。

P5050501 見上げる空は青空で、アケボノのピンクがなんともいえません。

P5050514 10時45分、四差路を通過します。

稲叢山に登るとどのコースをとっても、必ずと言って良いほど、この四差路をとおるのです。

この日はさすがにアケボノ見物の人たちが結構歩いています。

P5050518 四差路の少し下の木陰で休憩することにしました。

アケボノツツジを眺めながら、涼しい風に吹かれていると、嫌なことも忘れそうです。

車道の辺りでブヨが少しいたので心配していましたが、山に入ったらブヨはあまりいなくなっていました。

今年はどういうわけか、いつまでも寒いのに、ブヨの発生が早いようです。

休憩の後、洞窟コースを少し下ることにします。

このコースは去年の秋には登っているし、5年前にも下っているので、これで3度目です。

P5050523 稲叢山にはアケボノと並んでゴヨウツツジも多いのですが、ゴヨウツツジのほうは不思議と花芽も上がっていませんでした。

アケボノとゴヨウツツジとでは花の時期は半月ぐらいしか変わらないと思うのですが、ゴヨウツツジも今年は遅れているのでしょうか。

ゴヨウツツジの樹肌はまるで風格のある松の樹肌そっくりで、あの清楚で可憐な花からは想像もつきません。

P5050540 ミツバツツジとアケボノのツーショットです。

同じ場所だとアケボノツツジのほうが開花が早いです。

P5050561 これはまた写真の撮りようのないほど、びっしり咲きあがったアケボノツツジです。

こういう株は被写体にはなりにくいですが、一応、こんなのもありましたということで・・。

P5050563 あまり難しいので、シロモジを手前に入れて撮影したりしてみました。

P5050586 しかし、そのシロモジもこんなにびっしりと花が咲いている株もあります。

この辺りは東側の尾根の木が伐採されて、日当たりが良すぎるので、日当たりを好む花は花つきが良くなるみたいです。

コメント

 keitannさん、こんばんは。いつも拝見しているのですが、あまりコメントできずに申し訳ありません。この記事に掲載されているナゾのスミレですが、トウカイスミレの可能性が高いように思います。

 トウカイスミレはヒメミヤマスミレに似ているのですが、花弁の側弁に毛がないのがわかりやすい特徴です。名前は「東海」というものの、四国からも知られており、わたしは去年、岩黒山で見ています(四国のトウカイスミレは、富士山周辺のものよりも花の色は白っぽいようです)。つぎのアドレスも参考にしてください。
http://www.wildplants.sakura.ne.jp/ribenkarui/toukaisumire.htm#Closeup

宮本さん、こんばんは。

この記事の同定に困っていたスミレについて、ご教示いただきましてありがとうございます。
このときご一緒したFさんもトウカイスミレかヒメミヤマスミレでしょうね、と仰っていました。

実は私も岩黒山や筒上山で2,3度、トウカイスミレを見ています。
このときは、すでに岩黒山を訪れていた野草友達の方が、スミレに詳しい方から岩黒で咲いて
いるのはトウカイスミレを教わっていたので、それを鵜呑みにしたのでした。
今回は、スミレの花が終盤で、綺麗に開いていた個体がひとつもなくて、花の確認ができ難くて
弱りました。
「日本のスミレ」でヒメミヤマスミレとトウカイスミレの両方を広げて比べましたが、やはり、本で
見るのと実物は違うものですね。
岩黒山で見かけたトウカイスミレとはかなり違う印象を受けたのですが、いろいろな特徴からやはり
トウカイスミレのようです。
一度、本物のヒメミヤマスミレも見てみたいものです。

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