6月に見た野草、その1、イナモリソウとサワルリソウなど
6月に咲く野草も、白や紫といった地味目の花が多いですね。
イナモリソウは県内の山で、もう5,6年前に初めて見た花ですが、好きな花なので、毎年、何とかして見たいと思っています。
今年はイナモリソウを見に行ったらサワルリソウも見ることが出来ました。
今年は野草の咲く時期が例年より遅いようで、去年と同じごろに見に行きましたが、まだまだ咲き始めでした。
県内では2箇所、自生地を知っていますが、この場所のイナモリソウは紫色をしていて綺麗です。ただ、周囲の環境が少し変わってきたので、この先も今までどおり咲いてくれるのかが心配です。
上品で端正な形をした花で、それでいて奥床しさも感じられます。
もう一度群生で咲いているところも見てみたいものです。
サワルリソウは地域によっては絶滅危惧種になっているようですが、この日は10株ほど見かけました。
ムラサキ科の花で、ムラサキ科の花はブルーの花が多いのですが、白色のムラサキ科の花は珍しいですね。
オカタツナミソウは5月の末にも見かけましたが、この山ではあちこちで咲いていました。
日当たりの良いところでは草丈も50センチもあって、あまりに大きな株なのでびっくりしました。
ベニバナヤマシャクヤクは花の時期が例年と変わらなかったようです。
まるで園芸種のような妖艶なピンクにはどきっとします。
花は終わっていましたが、ベニバナヤマシャクヤクの白花のようです。
珍しいものが見られました。
来年は丁度見頃の時期に会いたいものです。
コバノフユイチゴはフユイチゴとは葉が違うので直ぐにわかります。
今年はごく咲き始めの時期にしか見ることが出来なかったオウギカズラですが、花後の株をたくさん見ました。
こんな風にツルが伸びるんですね。
始めてみましたが、これで、カズラとつくわけがわかりました。
花の咲き初めにはツルは全然伸びてないのです。
ものすごく綺麗な斑入りに感動です。
アマドコロと良く似ていますがアマドコロには茎に稜があります。
それと花の時期がアマドコロは早くて里山だと4月には咲きますが、ミヤマナルコユリは5月~6月ということからもわかるようになってきました。
シュンジュギクは5月に高知ですでに見ていましたが、香川では6月に見頃の姿を見ることが出来ました。
この場所にこんなにたくさんのシュンジュギクが咲いているのを見るのは初めてで、来年からも見に来たいと思いました。
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