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2010-06-26

天狗塚へ稜線漫歩、その4、ツマトリソウ

展望は次第に良くなってきて、ついには太平洋が見えました。いつまでも眺めていたいのですが、そろそろ天狗峠に帰って、今度は天狗塚の山頂をめざさないといけません。

P6167440

天狗峠に向かって歩かれているEさんです。

こういう道は人が画像中におさまることによって、画像が締まるので、モデルになっていただきました(^_^;

P6167443画像 向かって右にEさん、左に天狗塚です。

この雄大な稜線をこの日歩いているのは、恐らく私達だけ・・・。

P6167446gutougeto_etyann Eさんが天狗峠に着かれたようです。

笹原の中に濃い緑が見えるのはコメツツジです。

P6167447

12時45分、私とTさんも天狗峠に到着しました。

置いてあったザックを再び背負い、今度は天狗の山頂を目指して歩き始めました。

P6167452 山道沿いにフモトスミレの小さい花が咲いています。

P6167459 ナツトウダイもありましたが、ここの花はどれも小さめです。

P6167460 鞍部のところに、大きな岩があって、岩の隙間にコメツツジがついています。

P6167464 先ほど、ツルギミツバツツジを見に行った小ピーク方面を振り返ります。

なだらかな稜線が、なんとも伸びやかで気持ちいいといったらありませんね。

吹く風も爽やかで、まるで秋のような空気でした。

P6167467 天狗の登りに差し掛かりました。

段々、天狗の山頂がせり上がってきます。

P6167473 山道に今度はヒメハギが咲いています。

低山で4月にみるのと同じ状態です。

それだけ、標高差があるということでしょう。

P6167468 天狗塚が全貌を現しました。

P6167477 北側を見下ろすと、祖谷の集落がはるか下に見えています。

あの集落とこの稜線とでは標高差は1300mぐらいでしょうか。

まさに雲上と下界ですね。

P6167481 いよいよ山頂に向かって最後の急登です。

と言っても、15分ぐらいの登りですからどうということはありません。

P6167483 牛の背も完全に見えてきました。

P6167484 後ろを振り返るとTさんとそのバックには天狗峠方面の伸びやかな稜線が広がっています。

去年もここに来ていますが、去年よりもずっと良い天気になってきました。

P6167489 南の方角には綱附森が見えてきました。

綱附森を見るのは初めてです。

去年は見えてなかったと思います。

あの上にも立ってみたいものです。

P6167493 確か、去年もこの場所で見たのですが、ツマトリソウが今年も待っていてくれました。

Tさんと二人で大喜びしました。

P6167494 高度を稼いだおかげで、振り返ると三嶺が見えています。そして、その後ろには剣山と次郎笈まで見えてきたではありませんか。

完璧な展望です。

P6167498 ウスノキの花も可愛く咲いていました。

P6167499 北アルプスではツマトリソウとセットでみることが多い、マイヅルソウもちゃんと咲いていました。

P6167599

13時17分、天狗塚山頂に到着です。

コメント

keitann様 こんにちは
記事の画像ばかりを最初は流して見ました。
そのあとから解説の文を読んだのですが、はじめはこの山が随分稜線がキッパリとしているのでその点に驚きました。
まるで中部地方の高山帯のような感じがしますね。
そして天狗塚の秀麗な山容にも一目ぼれしました。
稜線一帯はまるでハイマツに覆われているかのように錯覚させられてしまいました。

お天気にも恵まれたようで、素敵な画が並びましたね。
天狗塚の胸のすくような三角錐は見る値打ちがありますね。

ぶちょうほう様、こんばんは。
この記事の山は剣山系の最西端の山になります。
四国の山は大雑把に分けると、石鎚山系、剣山系、法皇山系という3つの
山系に分かれますが、高さでは石鎚山系が勝るものの、稜線の雄大さでは
剣山系が勝るように思います。
標高自体は2000m弱と中部山岳より1000m低いですが、静かな山
という面では素晴らしいです。
天狗塚は一体になだらかな山容の多い剣山系の山の中にあって、三角錐の
形が遠くからでも目を引く山です。

登り始めはガスに覆われてぱっとしない天候でしたが、稜線に達してからは
素晴らしい眺めと、この上ない爽やかな風が吹き渡り、まさに楽園でした。

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