6月上旬の東赤石、その7、ユキワリソウ
去年、この場所で見かけたユキワリソウは花が終わりかけていたのか、花弁が白っぽくなっていました。そのときはそれでも十分美しく感じましたが、今回はまさに見頃のときだったので、去年が咲き終わりだったということが、はっきりわかりました。
赤茶けた橄欖岩をバックにユキワリソウやキバナノコマノツメを撮影してみます。
この赤い岩が東赤石独特の眺めとなっています。
トップ画像はここで見かけたユキワリソウとキバナノコマノツメでした。
道はありますが、赤テープなども少ないので、あまり自信がないときは一人で行かれるのを避けたほうが良いですね。
あまりにもシャクナゲの画像を撮りすぎたので画像のみのアップです。
この稜線はシャクナゲとアケボノツツジがほんとに多いのですが、この時期に歩く人はほとんどいないでしょから、これを見られる人は少ないんでしょうね。
下が見えるところがありまして、はるか下に見える青屋根の民家が、恐らく権現越ルートの下山地点にある民家と思われます。
これ、望遠で撮影してこれですから、距離は相当なものです。
このルートを選んで良かったと思えるほど、一人でたっぷりのシャクナゲを楽しめました。
開花株は100株を超えていたでしょうね。
ここまで来れば、権現越ももう直ぐですね。
keitann様 こんにちは
この東赤石はたしか蛇紋岩地でしたか、稀少植物の宝庫のようですね。
もう、だいぶ以前のことになってしまいますが、尾瀬至仏山が似たような岩質だったと記憶していますが、あそこでもユキワリソウを見たような記憶があります。
そのほかにハクサンコザクラもあったかもしれませんが、記憶が曖昧になってしまいました。
キバナノコマノツメは大株ですね。こんなものは見たことがありませんでしたのでびっくりしました。
シャクナゲも良い姿のものをたくさん撮られた様子で何よりでしたね。
アケボノツツジも未だに見られて幸せですね。
ヒロハヘビノボラズも黄色味が深いですね。
貴重な花景色を独り占めされて、とても幸せな山行でしたね。
投稿: ぶちょうほう | 2010-06-18 17:03
ぶちょうほう様、こんばんは。
東赤石は蛇紋岩地の山で、特殊な植物が生育しています。
尾瀬の至仏山には登ったことがないのですが、やはりタカネバラなどが咲くそうですね。
去年登った白馬や雪倉付近も蛇紋岩地で、東赤石とまったく同じような花が咲いていて
東赤石にいるような錯覚をしそうでした。
ハクサンコザクラも蛇紋岩地の花なのでしょうか。
そういえば、白馬近辺にはずいぶんたくさんのハクサンコザクラが咲きますね。
シャクナゲは今年は他の山で見てなかったので、ここでこれほど見られたのは嬉しい誤算
でしたよ。
東赤石はタカネバラの頃はかなり多くの人が入りますが、それ以前はほとんど歩く人とて
いないので、この日は山頂以後は人に会うことのない歩きでした。
特にシャクナゲは独り占め状態で素晴らしかったです。
投稿: keitann | 2010-06-18 23:08