010年初秋の九州ドライブ、その1、柳川
画像は阿蘇の宿近くで見かけたヒゴタイの花です。
08年にも8月末に阿蘇に来ていますが、そのときはヒゴタイを見ることが出来なかったので、今回はたまたまヒゴタイで有名な場所に宿を取ったおかげでしょうか。
息子はこの日の朝の飛行機で帰省したばかりで、我が家で眠ることなく、その日のうちに出発という強行軍ですが、高速1000円を利用するためです。
ところが、福山付近で事故渋滞がひどくて、2時間ものろのろ運転でした。
たまたま私が運転していたのですが、2時間でもかなりうんざりでしたから、お盆や年末の渋滞には絶対に巻き込まれたくないものだと感じました。結局、福岡の娘のところに到着したのは午前2時を過ぎていました。
それでも娘がお風呂を入れて待っててくれ、寝室にはちゃんとエアコンを利かせてちゃんと寝具も用意してくれてあり、我が家では何もしない娘でしたが、結婚するとそれなりには出来るものだと妙に感心しました(^_^;
翌朝は娘に勧められて柳川に向かいます。
夕方までに奥阿蘇の宿に行く予定なので、柳川では川下りだけを楽しむつもりでした。ところが、舟に乗る人数が集まらず、しばらく観光をすることになりました。
これは船着場の様子ですね。
舟の乗客が集まるまで、柳川藩の藩主の別邸だったという「御花」を見学します。
広い池と松が印象的なお庭です。
結局、あまり人が集まらず、最初はうちの家族3人だけで出発しました。
なんと船頭さんのお話ではこの前日は38℃近くまで気温が上がったそうです。
帽子もしくは日除けの傘が必需品です。
柳川といえば、この柳並木ぐらいは私も知ってはいたのですが・・・。
船頭さんは北原白秋の歌を歌ってくれたり、柳川の町のガイドをしてくれたりと、大忙しです。
魯でこぐのではなく、棹を指して舟を進めるのですね。
橋のために狭くなった箇所もあるので、棹差しはなかなか難しそうです。
良く慣れていて、ちっとも人や舟を怖がらないカルガモの群れ・・・。
私たちの乗った舟も、やがて途中で3人、2人と乗ってきて、最後には賑やかになりました。
途中でちゃんと飲み物まで買えるようになっています。
全行程1時間余りを、ゆっくりと、たぶん、人が歩く程度の速さで進みますが、夏の昼下がりとあって、時が止まったような長閑なひとときです。
川べりには時折涼しい風が吹き渡り、早くもシュウメイギクの咲いているのさえ見えました。
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