010年初秋の九州ドライブ、その2、オミナエシ
柳川で川下りを楽しんだら、すでに午後3時近くなっていました。
柳川ではウナギ屋さんがあちこちにあって、食べてみたかったのですが、そんな中途半端な時間にウナギを食べたら、宿での食事が食べられなくなるので、ぐっと我慢して、すぐさま奥阿蘇の宿に向かいました。
↑画像は、翌朝早く、宿の前の道路から眺めた九重方面です。
宿はどこにしようかと迷いましたが、息子が川の近くがいいというので、ネットで適当に予約したのですが、それがたまたまヒゴタイで有名な産山村の宿だったのです。
産山村には、ほんとは高速で湯布院まで行き、そこからやまなみハイウエイ経由が時間的には近そうでしたが、結局柳川から八女に出て、そのまま442号で向かいます。携帯のナビを起動してナビの言うままに走ったのですが、これが結構な山越えの道でした(^_^;
八女から雨が降り始め、黒木、矢部村とだんだん登るに連れ、車の温度計は25℃ほどになります。渓谷で水遊びしている子供たちを見かけましたが、25℃では寒かろうと思うほどでした。
一旦、小国の町に出て、そこから再び山道を走ります。
途中で、オミナエシの花が沢山咲いているのが見えたので、これは翌朝早く散策しなければと、思ったことでした。
宿には最初は5時ごろの到着と伝えてありましたが、結局、思いのほか時間がかかり5時40分頃に着きました。もちろん、その旨は携帯から電話しましたが・・。
宿の自慢の夕食、囲炉裏端でいただく食事です。
初めていただく馬刺しもあっさりして、なかなか美味しかったです。
陶板では阿蘇のあか牛や地鶏を焼いていただきます。
温泉は露天風呂をはじめ、いくつかの温泉があって、それほど熱くなくて、ゆっくりと浸かれます。
夜は宿の前の川辺で星空を楽しみました。学生時代に苗場山の山頂で眺めた満天の星には程遠かったですが、それでも子供時代に実家で見ていた夜空と同じぐらい星が見えました。流れ星も見ることが出来ましたよ。
そしてその後は前夜の寝不足もあって、9時過ぎには爆睡してしまいました。
エアコンなど全然要らない涼しさで、川下のほうからの風が心地よかったです。
翌朝は5時に目覚めました。明るくなるまで、温泉に浸かって目を覚まします。
散策に出かける前に宿の前の川から眺めた九重方面です。
5時40分の撮影です。
いつもだと、歩いて、宿の周辺を散策しますが、この日は車で回ることにしました。
車の温度計は私が乗り込んだとき、19℃を指していました。
半袖だと、ちょっと肌寒いぐらいです。
車を適当に停めて辺りを見回したら、大根畑が広がっていました。
今年の夏は猛暑で野菜が高いそうですが、ここの大根は瑞々しそうでした。
まだ咲いているんですね。
今回のドライブではオミナエシはほんとに沢山見かけました。
やはりやまなみハイウエイの傍らで咲いているハバヤマボクチのようです。
7月末に四国カルストで見かけましたが、ここでも花はまだ咲いていないようでした。
早朝6時ごろのやまなみハイウエイは、まだ走っている車もほとんどありません。
草花はしっとりと夜露をまとい、自宅の猛暑に喘ぐ花たちとのあまりの違いに驚きました。
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