010年初秋の九州ドライブ、その4、フジバカマ?
フジバカマには良い香りがあると聞いていたので、香りを確かめてみましたが、特に香りはしませんでした。そこで、ヒヨドリバナの仲間だろうと思い、あまり画像も撮らなかったのですが、宿に帰ってから、産山村に咲く花という印刷物を見ていたら、8月~9月はフジバカマが咲くとあります。尚も帰宅して調べると、フジバカマの香りは生乾きのときにサクラの葉と同じクマリンの香りがするのですね。生の葉では香らないようです。
ふつう、フジバカマの葉は3深裂するともあります。画像を確かめると3深裂しているようにも見え、これはフジバカマだったのかもしれないと、もっと細かくいろいろな画像を撮っておけばよかったと悔やみました。
サイヨウシャジンは2年前の阿蘇ドライブでもあちこちで見かけたのですが、今回もいろいろな場所で見かけました。
前日、雨が降ったせいか朝露をまとって、しっとりとした雰囲気のサイヨウシャジンです。
シベが長く突き出るのが特徴ですが、四国のツリガネニンジンもシベが長く突き出ているものが多く、厳密にはどこで見分けるのか、私のような素人には難しいです。
すでに8月末になっているので、一瞬、何の花だろう?と思ってしまいましたが、徳島の標高1000mでも、夏の終わりに見たことがあるのでした。
ススキ、オミナエシとくれば、ワレモコウの花も勿論咲いていますね。
8月はほんとに何度も何度もノリウツギを見ました。
ウドの花も見えましたが、ウドの花はここで見る数日前に香川の里山でも見かけたばかりです。
道沿いにこんなトピアリーが見えていて、その向こうに阿蘇が見えます。
阿蘇の山麓には雲海が見えていました。
このトピアリーは阿蘇の畑で収穫したトウモロコシの直売所なんですね。
四国ではまだ見てないのです。
ヒゴタイ公園のほうに向かって走っていたら、こんな風景を見ました。
ススキの向こうには林が、そして林の向こうには雲海と阿蘇が見えています。
なんとも雄大な眺めに思わず、車を停めて見入ってしまいました。
産山村は阿蘇と九重の中間点に位置するので、どちらも見えるんですね。
ヒゴタイ公園は朝早かったので、まだ開いてませんでしたが、もう一ヶ所立ち寄りたい場所があるので、宿のほうに向かって再び車を走らせます。
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