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2010-09-18

上京ついでの陣馬山登山、その2、ちょっとだけ富士山?

作業道のような車道はカーブを描きながらも少しずつ高度を上げていきます。

この日はトレッキングシューズは荷物になるので持ってきてなくて、履いているのはういつものウオーキングシューズなので、車道歩きも苦にはならないですが、Nさんのほうはトレッキングシューズなので、この日の歩きは結構こたえたかもしれません。

P9114843

途中で一ヶ所、展望の開けた場所があったので、どれがどの山かさっぱりわからないまま、撮影してみました。いちばん目についたのが、高速の上を渡るときにも見かけた大室山だということは後ほど調べてわかりました。

見ているとちょっと気になる形をした山が見えています。形からどうも富士山ではないかと思うのですが、こんなに小さくちょこっと見えるだけ?

この辺りの山には一度も登ったことがなくて、富士山はこの時期雪がないので、疑問に思いながらも撮影したものです。

P9114841 ススキの左側に、ほんのちょっとだけ見えているのですが、雲が邪魔してはっきり見えません。

帰宅してからあれこれ調べたら、私がこれを撮影した近くに鷹取山というのがあって、そこから富士山を見た画像がありましたが、これと同じような見え方でした。

P9114841_2 ということで、この日、ここでほんの少しだけ見えたのは富士山だったようです。

陣馬山頂からは、霞んでしまって富士は見えなかったので、これがこの日見た最初で最後の富士山でした。

P9114837 手前のススキにはバッタがシルエットになってとまっています。

暑いとはいいながら、山地はもう秋の風情ですね。

この後、陣馬山方面への山道を見つけたので、そこで一旦休憩を取ります。

P9114846

車道を離れて、山道を登っていくと、こんな道標がありました。

やれやれ、何とか陣馬山に行けそうですね。

地図を見ても、陣馬山にいたる道はずいぶんたくさんあって、さすがに人口の多い関東の山は四国の山とは違うと感心したのですが、私たちが歩いていた道はずいぶんマイナーなルートのようで、人っ子一人歩いてなくて、道標がなかったら、きっと不安になるに違いないような道でした(^_^;

ここにきて、明王峠経由のルートとわかり、一安心です。

P9114849 少し登ったら、やがてこんな杉の植林の中を通る道になりました。

アップダウンはほとんどなくて、快適です。

道の広さは四国の山道と同じぐらいです。

P9114857 カシワバハグマの花芽発見です。

いつもは香川の大滝山で見ている花です。

葉が美味しいのか虫食いでぼろぼろですね。

P9114894 少し後に見かけたカシワバハグマの開花株です。

でも、開花しているのはほとんどなくて、どれも花芽の姿ばかりでした。

P9114858 ノブキです。8月末に九州でも見ましたが、これも例年は大滝山で見ている花です。

P9114864 キバナアキギリは今年の初見ですが、まさか関東の山で出会おうとは思いませんでした。

P9114875 暗くてぶれぶれのマツカゼソウです。

これも今年の初見です。

時期が早かったのか、ほんの1,2輪しか咲いていませんでした。

P9114889 大滝山で毎年見ている花ばかりが次々と出てきましたが、ここでヤマホトトギスが出現です。

大滝山だとセトウチホトトギスかヤマジノホトトギスということになりますが、ヤマホトトギスが咲いているところがやはり大滝山とは違うな~と妙に感心しました(^_^;

P9114904 トウヒレンの仲間のような花芽も見かけました。

葉を撮影するのを忘れてしまったのが残念ですが、高尾山にはタカオヒゴタイというのもあるようですね。

P9114907 11時52分、「矢の音」という変わった名前の小ピークに出たようです。

ここから相模湖方面に下れるようですね。

P9114911 四国の山でもお馴染みのツリガネニンジンが咲いていましたが、関東のツリガネニンジンはシベは短めですね。

コメント

陣馬山に登られたのですね。
登ったことがあります白い馬が山に
溶け込んでいないのが 面白いです。
キバナノアキギリはこちらではそこそこあります。
マツカゼソウは多いです。

keitann様 続けてコメントします。
前の記事で、栃谷の集落を目指すと思い、そのようにコメントを書き込みましたが、明王峠を目指す道にされたのですね。
これは随分歩数を稼ぐ道のようですね。
そして、そういう道を採ったせいかどうか、富士山を見られて、秋の草花にもそこそこ出会えましたね。
これから先もどんどん出てくるのでしょうか、楽しみです。

komakusaさん、こんばんは。
最近はごくたまにしか上京しないのですが、上京の機会を利用して、学生時代の友人と関東の山を登っています。
最初は高尾山にでもと言ってたのが、このときは週末だったので高尾山は人出がすごいだろうということで、友人が陣馬山を考えてくれたようです。
あの白い馬は「陣馬山」という名前に関係あるのでしょうか?
キバナアキギリは四国にも多くて、今日登った高知の山ではあちこちで群生していました。

ぶちょうほう様、こちらにもコメントをいただきましてありがとうございます。
矢の音に出るまでは、実のところ、地図上でどのコースを歩いているのか、はっきりとはわかりませんでした。
あまりにもたくさんのコースがあるのと、道標に行き先が「陣馬山」とあったので、山頂まで行けさえすればということで、地図を詳しくは見てなかったこともあります。
この日は、夕方東京駅からホテルまで2往復した歩きも含めると3万歩は歩いたのではないかと思います。(^_^;
都会で山歩きすると、結構な歩数になりますね。
歩いているときにもしかしたら富士山かも知れないと思っていた山がやはり富士であったことが確かめられて、とても嬉しかったです。

こんにちは。
陣馬に行かれた日は、確か私が高尾山にいた日ですよね。私が高尾山から見た富士山と全く同じです。左側が雲に隠れていましたので、同じ頃に見られていたんですね。

多摩NTの住人様、こんばんは。
陣馬山に登ったのは9月11日のことです。
奇しくも同じ日にお隣の山に登られていたのですね。
最初は高尾山に登ろうという話だったのですが、土曜日だったせいもあって、混むだろうという事で、友人が陣馬山にしようと言ってくれました。
やはり高尾から見たあの日の昼前の富士山も左側が雲に隠れていたんですね。
もう少し大きく見えるものとばかり思い込んでいたので、あまりの小ささに驚きましたが、姿から言って、富士山かもしれないと思いました。
昔はこんなに東京から近い低い山は登ったことがなくて、近くても精々、丹沢の塔ヶ岳とか雲取山に登るぐらいでしたから、土地勘ゼロでした。勉強になりました。

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