秋晴れの梶ヶ森を歩く、その6、ミヤマツチトリモチなど
花芽もあれば、開花した花も、花芽もあるというバラエティーに富んだ姿でした。
アキチョウジも何箇所かで群生している場所があって、見とれました。
花も洒落ていますが、実もなかなかどうして・・。
ハガクレツリフネはシコクママコナと並んで、この日の梶ヶ森を代表する花でしょうね。
自宅のミズヒキは日照りと猛暑で今年は株が綺麗ではないですが、山のミズヒキはさすがに綺麗です。
あまり出会わないナンバンハコベも、辛うじて少しだけ咲き残っていてくれました。
アキギリは草刈された株が再び花芽をつけたのか、草丈の低いのが多かったです。
ヤマジノホトトギスの花が2輪揃って咲いている様子がとても可愛いですね。
車道歩きはうんざりするほど長かったですが、龍王の滝駐車場に着いたのは、まだ3時前のことでした。
いつもだと、この棚田の稲は稲刈りが終わっているのに、今回はまだ稲刈り前でした。
田んぼの真ん中に地神さんか荒神さんのような祠が見えているのが興味深いです。
最後に、この日、初めて見ることが出来たミヤマツチトリモチをアップします。
去年見たツチトリモチは赤かったのですが、ミヤマ・・・・は茶色でした。
そしていつもの場所のウメバチソウも、なんとか数輪見ることが出来ました。
お馴染みの花にくわえて、剣山系の素晴らしい展望まで望むことが出来て、やはり来てよかったと思える梶ヶ森でしたね。
茨城県北茨城市にもミヤマツチトリモチは見られます。
ミヤマツチトリモチを初めて見たときには,キノコのように見えました。
そう思われてしまうので,下の鱗片葉も見えるように土を掘って写しました。
もっと生育しているはずだと思いながら,周りの木の根元を探しましたら
予想通り見つかりました。
雌株だけで種子をつくると知り驚きました。
投稿: itotonbosan | 2013-12-23 10:05
itotonbosanさん、こんばんは。
ミヤマツチトリモチ、関東のほうでもご覧になれるんですね。
検索すると確かに葉っぱのようなものが、下にあるんですね。
四国にはこういう寄生植物の仲間は結構多くて、去年は徳島でヤッコソウや
ミヤマがつかないほうのツチトリモチも見ました。
植物の世界も奥が深くて、まだ見てない植物もたくさんありますが、地道に
歩いて見ていけたらよいな~と思っています。
投稿: keitann | 2013-12-23 22:53