豊島で見た花、その2、ヒレタゴボウ
豊島には芸術祭会期中は無料の周回バスが走っているのですが、バスには乗らず、てくてくと歩きます。
休耕田らしきところに、点々と黄色い花がなにやら咲いています。ちょっと見た感じではジシバリみたいに見えるのですが、今の季節にいったい何が咲いてるのでしょう?
近づいてみたら、それは前々から見てみたかったヒレタゴボウだったのです。
9月に川辺で見かけた黄色い花が、最初はヒレタゴボウかと思ったらチョウジタデでがっかりしたのですが、今度はヒレタゴボウに間違いありません。
別名アメリカミズキンバイ。
北アメリカ原産の帰化植物です。
↑画像の花の予期に見えているのが果実です。
豊島には小豆島と同じくオリーブの木があちこちに植えられていて、ちょうど、実がなっていました。
そういえば、去年、小豆島に行ったときもオリーブの実がなっていたものです。
森万里子さんの作品で、解説はこちらをどうぞ。
この作品は池の水面に設置されていました。
食事をした島キッチンの周囲に置かれた大きな縁台とでも言うべきものも確かアートだったと思います。
島キッチンで食事をしようとしたら、70分待ちだったので、この巨大縁台の上でお昼寝したり文庫本を読んだりしながら、順番を待ちます。
時間待ちの間に見学してきた朝鮮通信使の資料を展示してある小屋に置かれていた人形。
牛窓でも朝鮮通信使について少し見聞きした後だったのですが、ここ豊島の唐櫃にもその昔、朝鮮通信使が立ち寄ったのですね。
唐櫃には清水が湧き出ていて、こんな小さな島に、いったいどこから清水が湧き出るのか、ほんとに不思議です。
唐櫃の清水の直ぐそばにもアートが設置されていました。
島を一周していると帰りの時間が心配なので、結局、唐櫃港から小豆島行きのフェリーに乗ることにしました。
港には懐かしいリヤカーが一台置いてあります。
きっとフェリーから荷を降ろしたのを積むんでしょうね。
高見島に行ったときのも思ったのですが、島を巡るフェリーは接岸などがとてもすばやくて、あっという間に接岸したかと思うと、離岸します。
船乗りさんたちの動作の機敏なこと。
四国の瀬戸内海近くで住む私にとっては島も船もそう珍しくはないですが、本州から来た方たちには、船、島というだけで旅情をそそるものがあるでしょうね。
私たちも港近くのお店で、たこ焼きとおでん、そしてビールを買い込んで船に乗り込みます。
船ではデッキに出たり、船内のソファでゆったり座って、ビールを飲みながら、島々を眺めたりで、電車やましてや飛行機とはまるで違ったゆったりした移動が最高です。
小豆島では次の高松行きのフェリーまで少し時間があったので、尾崎放哉記念館を訪ねてきました。
年譜を見ると、まさに「酒で身を持ち崩す」を地で行ったような人ですね。
土庄港から乗ったフェリーからは、今回も綺麗な夕日が見えました。
船が目指す高松の街の後方には山並みが何重か見えていましたが、その一番奥に見えるのはどうも剣山のようでした。
船が高松港に入る頃には、前の山に隠れて見えなくなってしまいましたが、自分が海も山も身近に感じることの出来る場所に生まれ育ったことを、しみじみ幸せに思った一日でした。
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