比婆山にブナを見に行く、その3、ヤドリギの実
出雲峠で、Eさんが皆にマメ大福を配って下さったので、早速、いただきます。お昼は結局、池の段というところで取ったのですが、そこまで結構な距離があったので、ここで大福を食べたのは正解だったようです。
朝方は冷え込んだものの、出雲峠までの道は風もなく、日も差し始めたので、歩いていると汗ばむほどです。薄着で出発したRさんや私は良かったのですが、しっかり着込んだKさんは「暑い」と言いながら、着ているものを1、2枚脱いで、ザックに仕舞い込みます。山歩きでは、風があるときは別ですが、歩き始めは寒いぐらいが歩くにはちょうど良いです。
出雲峠のベンチのところにあった木を見上げると、ヤドリギがついていて、早くも実が赤く熟しています。この実を山友達の方が子供時代は食べていたそうで、愛媛の山仲間もやはり食べていたと言うのですが、私はまだお味見はしたことないです。
もう少し手の届きそうな場所だったらお味見したかったのですが(^_^;因みに食感はガムみたいだそうですよ。
去年は11月にナカガワノギクを徳島まで見に行き、そのときにヤドリギの実を見たのですが、あれからちょうど一年ですね。
しかし、峠というので、出雲側に抜けられる峠道かと思っていたのですが、出雲峠から直接北に抜ける道は見当たりませんでした。
かぶれるとひどいそうですよ。
木の幹にはツタウルシだけでなく、スミレも着生していて、春に花が咲いたら格好の被写体になりそうです。
出雲峠を9時半に出発して、次の目的地である烏帽子山へと歩き始めました。
出雲峠からは縦走路を歩くわけですが、最初はヒノキの植林帯になっています。
ここからようやく山道らしい雰囲気になってきました。
私は子供の頃はハツタケやアブラシメジ(父はアブラと呼んでました)ばかりを採っていたので、自生のナメコはわかりません。もっとも、自生のナメコは香川の里山にあったかどうか??
命の保障が出来ないと言うEさんの言葉で、結局、このナメコは持ち帰りませんでしたが(^_^;
しばらく歩くと、登山道の周囲がヒノキ林から自然林へと変わりました。
周囲の木々もうっすら色づいて、良い雰囲気ですね。
公園センターから沢沿いに歩いてきたのですが、その源流でしょうか、小さなせせらぎがあります。
この小さな沢を渡ると、どうやら尾根筋に向かって道がついているようです。
でも、ジグザグを切った山道で、急勾配の登りは全然なく、とても歩きやすい道です。
辺りは若いブナの林です。
、
keitann様 いよいよ雰囲気が出て来ましたね。
ここまでは遠足みたいな感じですね。
ナメコは惜しいことをしましたね。
投稿: ぶちょうほう | 2010-11-13 13:16
ぶちょうほう様、そうなんです。
出雲峠までは、まるで林道歩きの雰囲気でしたが、峠を越してようやく、山道らしくなってきました。
ナメコ・・・少しぐらい採ってきたら良かったかも、と今頃になって思います(^_^;
投稿: keitann | 2010-11-13 22:24