山、花、紅葉、小豆島欲張り紀行、その2、拇指嶽
登山口の荒神社の鳥居のそばに、シマカンギクが咲き始めていました。
千羽ヶ嶽は思ったよりも花の少ない山でしたから、登り始めでみたこのシマカンギクは嬉しかったです。それになんといってもシマカンギクというぐらいですから、島で見るのがふさわしいですね。
後ろのほうでピンクにぼけているのは、Oxalis bowieiで繁殖力の強いカタバミです。我が家にもいつの間にか勝手に生えてくるようになりました。
神社の門をくぐって、裏手に行くと、作業道のような道がありました。
香川の分県ガイドを見て、書いてあるとおりに進むと、登山口に出ました。
登山口を9時40分に登り始めました。
最初から、結構な急登です。
最初は樹林の中を登るのですが、かなりの登りなので、すぐに暑くなってきました。
私は速乾の長袖Tシャツの上から合い物の登山シャツでしたが、シャツのほうは脱いで、Tシャツだけになりましたが、登っているとそれでも汗だくです。
他の方も、この日は寒いとの予報が出ていたので、しっかり着ていたのを衣服調整します。
道は赤テープなどもありますが、岩や木の幹に赤ペンキがありますので、それがいちばん確実なように思いました。
この画像の下のほうに見えている赤いのがそうです。
先頭を歩かれるEさんは、毎日近所の山を歩かれていて、足取りも軽くさっさと進まれますが、私は久々の山登りにもってきて、急な登りがアキレス腱にこたえます。
ぶれてしまいましたが、上からロープ場の様子を撮影してみました。
結局、山頂までにロープ場は4,5箇所もあったでしょうか。
10時15分、拇指平と言われる眺めの良い場所にやってきました。
目の前にそそり立つ岩の塔のようなのが拇指嶽のようです。
あれが先ほどから車からも麓からも目立っていたのですね。
この場所は標高にしてわずか250mぐらいですが、直ぐ下が内海湾とあって、遠く、香川のものには馴染み深い八島や五剣山まで見えています。
数日前までは黄砂のために直ぐ近くの山も見えないような有様でしたが、この日は山肌もくっきりと見え、素晴らしい眺めです。
目の前には、こんな岩場が迫っています。
こちらは後ほどタクシーの運転手さんに教えていただいた家島方面です。
ちょっとだけ樹林帯の中の平坦な道があったと思ったら、またすぐに岩が迫ってきました。
大きな一枚岩を登るの?と思っていたら、いちばん端っこのところにロープがつけられていました。
拇指平から後は、私がトップを歩いたので、撮影するのには具合がよかったです。鎖場やロープ場が多いと、後日、腕の筋肉痛が出るのですが、今回は幸いにも筋肉痛はなさそうです。(^_^;
ウバメガシの落ち葉で滑りそうな道を登っていくと、木々の間から空が見えてきたので、山頂が近そうだと思ったら、いちばん高そうな岩場に出ました。
時刻は10時42分です。
山頂表示はかまぼこ板のような板に書いてあるだけです。
こんにちは。
いやあ、凄いところに登られているんですね。keitannさんには、朝飯前のコースのようですが、私は目が回りそうな道です。
投稿: 多摩NTの住人 | 2010-11-20 18:13
多摩NTの住人様、こんばんは。
画像で見るとすごいところを登ってるみたいですが、実際はそんなでもないんですよ。
でも、断崖絶壁から下を覗き込むのは、私もちょっと怖かったです。(^_^;
投稿: keitann | 2010-11-20 22:34