晩秋の里山めぐり、その3、タラヨウの実
タラヨウは「ハガキの木」として知られている木です。
名前は知っていましたが、実物をそれと知って見たのは、まだ2年ほど前のことでした。
先日歩いた山では、そのタラヨウの実を見かけました。葉は銅見てもタラヨウだったのですが、以前見たときは冬でしたが、実はなっていなかったのです。
赤い実もなかなか可愛くて綺麗です。
タラヨウの葉に宛名を書き、切手を貼ると、ハガキとして届けてもらえるそうです。
まだ試したことはありませんが、俄かに試してみたくなりました。でも、山にタラヨウの葉を見つけに行かないといけませんね(^_^;
雌雄異株なんですね。では前に私が見たときに実がついてなかったのは、雄株だったからのようです。
陽だまりのぽかぽか陽気の中で、スミレが狂い咲きをしています。
この秋は、スミレの狂い咲きをあまり見かけなかったので、きちんと見たのはこれが初めてかもしれません。
春に咲いているスミレに負けないぐらい可愛かったです。
センブリの自生地は割合、あちこちで目にしますが、それでも咲かなくなった場所もいくつかあります。
去年までクチナシって栽培種だとばかり思っていたのですが、今年の春に山すそに自生のクチナシがあることを知りました。
これも人が植えるような場所ではないので、自生のクチナシかもしれません。
実は栗きんとんなどの色付けに使いますよね。
渋い色合いですが、こういう紅葉のよさがわかる年代になったようです。(^_^;
keitann様 こんにちは
歳を食べると、あながち悪いことばかりでもありませんね。
コナラの紅葉を渋く味わえるのですから・・・・。
小生もコナラの紅葉が大好きで、庭に実生で育てたことがあります。
立派に実をつけるまでに仕立てましたが、アブラムシが矢鱈につくので、切り倒してしまいました。
ああいうものは身近におかずに、野山に出かけて眺めるに限ると思いました。
タラヨウの野生種に出会えるなんてやはり三河よりも余程温和な気候のようですね。
また、この時季のスミレを珍しく拝見しました。
投稿: ぶちょうほう | 2010-11-29 12:47
ぶちょうほう様、こんばんは。
若いときはコナラの紅葉どころか、モミジやブナの紅葉すら、ほとんど記憶に残っていません。
紅葉に魅せられ出したのはやはり50前後からだったでしょうか。
特にコナラやアベマキ、ブナなどの地味な紅葉に惹かれ始めたのはここ数年です。それまでは木々によって紅葉の色も全然違うということすら、よくわかっていませんでした。
1株だけを眺めるのもいいですが、まとまってなんともいえない色の広がりを眺めるのがいいですね。
タラヨウはフユが近づいて、里山を歩く機会が多くなると、俄然、目に付き始める木ですね。
四国の里山には意外に多いですよ。
投稿: keitann | 2010-11-29 23:03