比婆山にブナを見に行く、その7、ホツツジ紅葉
御陵から池ノ段への200mあまりのアップダウンのコースもブナの多い道でした。
時刻はそろそろお昼近くで、この頃になると登山者も多くなってきて、反対側から御陵へと登ってくるファミリーや小さな子の多いグループも見かけました。危険なところもなく、よくこなれた道なので、登山初心者やファミリーにはうってつけのコースだと思いました。
再び青空が出てきたので、ここぞとばかりブナを撮影します。
太い木や細い木があるということは、若木も成木もあるバランスの良いブナ林なのでしょう。
エスケープルートがたくさんあって安心です。
かなり下ったと見え、この辺りのブナはまだ葉っぱが緑色をしています。
11時57分、鞍部の越原越(おっぱらごえ)間で下ってきました。
下った分をここから池ノ段まで、登り返すことになります。
やれやれ・・・。
ジグザグを切ってある、よくこなれた道をしばらく登っていると、視界が開けて上の方にたくさんの人が見えてきました。
あれが池ノ段のようです。
花の咲き跡の様子を見るとホツツジのようですね。
ツツジ系の木々は赤く染まるものが多いです。
よく見るとブナ林の中にたたずんでいる人までしっかりと見えています。
登るにつれて、池ノ段の次のピークである立烏帽子山も見えてきました。
立烏帽子のブナはすっかり落葉した木が多く、白くぼーっと浮かび上がる姿も味わいがあります。
肉眼ではとても綺麗でしたが、撮影するとなると難しいですね。
keitann様 ここでもブナの林が見事です。
そして池の段への途中で尾根から御稜を振り返ったときの広々とした紅葉がまた見事ですね。
ここで地図を参照して、頭の中の地図と一致して安心できました。
投稿: ぶちょうほう | 2010-11-13 13:43
ぶちょうほう様、この稜線は公園センターがある六の原というところをぐるりと取り囲むように稜線が連なっているのです。
前日に下調べをしたときは、地図をきっちり見ずにコースタイムだけ見たので、位置関係が頭に入ってなくて、よくわかっていませんでした。
稜線というと、普通は南北か東西に伸びている物と思いがちですよね。
歩いてみて、いちばん頭に入りましたが、やはり事前に地図を見ておくべきでした。
中国山地は四国山地と違い、古い山脈なので、急峻な山がなくて、どれもなだらかで標高1200mぐらいの山が多いです。
投稿: keitann | 2010-11-13 23:05