素晴らしい瀬戸の眺め、七宝山を歩く、その1、アプローチ
最初は2年前に女性4人で始めた忘年山歩きでしたが、去年は香川の山歩き仲間の方10名ほどで、高松の山を歩いてきました。今年は順番から言うと、高松の方を中讃のメンバーがご案内する番です。
まずは12月4日という日程だけ決め、コースは他の方にも相談してじっくりと煮詰めていきました。いろいろと案はありましたが、東は三野町の吉津峠から西は観音寺市まで延びる七宝山は、私の子供時代から馴染み深い山なのに、一度も登ったことがありません。同じ市内のYさんご夫婦に何度か相談させていただき、七宝山縦走ということにしました。
↑画像は七宝山から眺めた庄内半島など瀬戸内海の絶景です。
私自身は登山口の下見に2度ほど行っただけなのですが、Yさんご夫婦が、コースも実際に何度か歩いてくださいました。Yさんが下見してくださったお話では七宝山の東の端の山頂である志保山から吉津峠はヤブが濃いので、やめたほうが良いこと、登山口は比地からよく整備されたコースがあることなどお聞きし、比地から志保山に登り、観音寺の稲積山まで縦走、そして高屋神社の下の社殿に下ってくることにしました。
当日は詫間の某スーパー駐車場に9時半集合にしました。
前日、12月3日は大荒れの天気で、風速25m近い風が吹き荒れましたが、幸いにも4日はまずまずのお天気となりそうです。
集合場所に着いたら、すでに高松からの3人は30分以上も前から到着しているとのこと。私も早めに行ったのですが、Yさんご夫婦もすでに到着されていました。そのうちにRさん、Tさんも着き、車5台を連ねて出発です。
最初に観音寺の下山場所である高屋神社に車3台をデポしに行くのですが、途中で道沿いにあるうどん屋さんに立ち寄って、高松の方々にうどんを食べていただくことにしました。
ここのうどん屋は讃岐の名物、白味噌仕立ての餡餅入りのうどんが食べられるのです。その間に車を手早くデポしてきます。帰りがけに私も餡餅ではなく、白餅入りのうどんをいただきました。
おなかが満腹になったところで、登山口に向かいました。
登山口には、早く着く抜け道をYさんのご主人が案内してくださいました。5台の車のうち、3台を下山口に2台を登山口に置くことにします。
最近は田舎にもずいぶん良い道ができていて驚きます。
登山口には10時45分ぐらいの到着でした。
朝は冷え込みましたが、着くころには快晴となって、登っているときっと暑いぐらいの天気になりそうです。展望が期待できますね。
登山口近辺から見る七宝山の稜線です。旧三野町、詫間町、高瀬町、豊中町、観音寺市、そして海側の仁尾町からもよく見え、海に沿って聳えているので、子供時代からこのあたりでは知らないもののない山です。
稲刈りの終わった田んぼの向こうに低い山々、そして向かって左側のすみには私が良く登っている天霧山や弥谷山などが見えています。
中央に見えているのは山条山や爺神山などのようですね。
前を行くEさんとKさんの前方に見えているのが、登山口の道標です。
七宝山にはこのほかにも南面に二箇所ほどの登山口があるようです。
朝方にはまだ少し残っていた雲も、この頃には消えてしまい、雲ひとつない青空となりました。
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