寒波の中を歩く、その1、紅梅一輪
15日から、ここ数年でいちばん強力と思われる寒波が到来して、あまり氷点下になることのない我が家でもツララを見ることができました。
若いうちに山歩きをしていたせいか、マイナス5℃ぐらいまでの寒さはあまり寒いとは思わず、むしろ寒いときほど外を出歩きたくなると言う奇妙な癖があります。
考えてみたら、子供たちがまだ小学校低学年とか保育所に行ってた頃も、いちばん寒い日に、お弁当を作って森林公園に出向き、雪の舞い降る中をお弁当を食べたと言うこともありました。
15日は手袋着用でダウンジャケットを着込んで、足元は登山用の靴下にウオーキングシューズと言う格好で、首からカメラをぶら下げて歩いて30分弱のショッピングセンターに出かけました。
先ずは、我が家から徒歩で5分の天神様にお参りします。
我が家の氏神様ですが、今年はお城の南にある神社に初詣したので、こちらにはまだお参りをしていませんでした。
ここの梅は早いときは初詣に来たときに咲いているときがありますが、今年は1月半ばでもまだほんの2~3輪しか開いていませんでした。
でも、紅梅を見るとそこだけ春が来たように見えるから不思議です。
あまり大きくない川に沿って歩くと、セグロセキレイが3~4羽、川の中にいました。
水の中に何か餌があるのでしょうか。
向こうのほうではアオサギでしょうか、30mほどまで近づいても、じっとしています。
この道は、日とはほとんど通りませんが、それでも犬の散歩などで歩く人もいるので、鳥も人馴れしているのかもしれません。
田んぼのほうでもアオサギとダイサギでしょうか、仲良く並んでいます。
サギの仲間は30年ほど前まではあまり見かけなかったのですが、その後農薬などの使われ方が減ったのか、徐々に見かけるようになって、今ではあちこちで普通に見かけます。
川べりにいたアオサギは私が10m以内に近づいたので、さすがに飛び立ちました。
この飛んでいるのも先ほどのダイサギかと思いましたが、クチバシが黒いので、チュウサギでしょうか??
野鳥の見分けはまだ良くわかりません。
自宅から車で15分ほど南に走れば、大きなブロッコリー畑があちこちにありますが、自宅から5分以内のところでも結構、田んぼや畑があって面白いです。
黄色いのはアスパラガスを刈ったように見えましたが、遠目だったのではっきりしません。
アスパラガスは冬場はこうして地上部を刈り取るのでしょうか。
大根にしては大きいし、お尋ねするとナバナだということでした。
あの辛し和えにして食べると美味しい、ナバナなんでしょうね。
道端に咲いているのナズナとホトケノザ、そしてこのノボロギクでした。
ノボロギクはつい2年ぐらい前まで、全然見たことがない花でした。
冬場も山方面に行くことが多いので、あまり見なかったのでしょう。花期は春~夏となっていますが、春~夏は他にも花があるせいか、私が気づくのは冬だけのような気がします。
ため池の土手ではススキがすっかり枯れてドライフラワーになっていました。
そして池の水はよくあることですが、冬場なのですっかり抜いてありました。
30分ほどで着いたショッピングセンターにはユニクロが入ってて、毛糸の帽子を安く売っていました。
今年の冬は寒そうなので、もう一つぐらい帽子を買っておこうと思い、買ってから5時ごろ、帰り道を歩き始めたら、猛烈な北風が吹き始めて、耳が千切れそうなほど寒かったので、早速、買ったばかりの帽子が役立ちました。
行きと比べて、帰りは小雪も舞い、下手な山歩きより寒かったのでした。
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