高松郊外の里山めぐり、その2、ランチと嶽山
皆でランチする予定のイタリアンレストランには11時半に予約を入れてありましたが、白山を下山したのが11時45分でした。車で走ると丁度11時半ぐらいでしょうか。
結局、レストランにいたる道もEさんの車の後を走ることになりました。
到着はぴったり11時半です。
一眼のカメラは場所をとるので、コンデジを持っていき、席に着きました。
このお店にはこれが3度目ですが、冬場は暖炉で暖めているんですね。暖炉が燃えている部屋は、もう5~6年前に千葉の先輩夫妻のお宅に泊めていただいたとき以来です。
ぱちぱちと燃える火は一番のおもてなしかもしれません。
いつもは山のてっぺんでおにぎりを食べながら話すことが多い山友達との会話ですが、この日はちょっと洒落た雰囲気で楽しみました。
でも、話題はやっぱり山のこと花のこと・・・。
それぞれが今年登りたい山、見てみたい花の話を楽しそうに語ります。
登山口は嶽山の南側にあって、車道に車を置いて歩いても直ぐですが、全員、Eさんの車に乗せていただきます。
というのも。登山口までの道はかなりダートで、普通車だとお腹をこすりそうです。
道標はこんな風にきちんとあります。
13時26分に歩き始めます。最初は少しだけ樹林の中を登りますが、直ぐに北にのびる尾根に出ます。
この尾根道は讃岐の里山に多い、白い花崗土で出来ていて、そういう地質のところに良く見かける、ネズミサシ、サルトリイバラなどが多いようでした。
このサルトリイバラはピンボケになりました。
クヌギでしょうか?乾燥した痩せ土のため、あまり大きくなれず低いですが、どんぐりがまだ木にくっついています。
尾根道を少し歩くと鎖場になっています。
ここから山頂までほぼ垂直距離にして70mほども鎖場になっています。
かなり急な尾根をほぼ直登しますので、ランチでお腹いっぱいになった体にはつらいものがありました(^_^;
モチノキのような木が、見えてきましたが、Rさんにカナメモチだと教えていただきました。
カナメモチって生垣など庭木にする木だと思っていましたが、自生のカナメモチがあるんですね。
葉の裏が白いのでウラジロノキらしいです。
果実がまるでカマツカの果実とそっくりなので、バラ科かなと思っていましたが、やはりバラ科みたいです。
ここも祠があります。
南側にもピークがあって、南北二つのピークの間はわずか30mほどです。
皆で、鹿島槍みたいだの、吊尾根だのワイワイ言いながら楽しく歩きます。
それにしてもこの尾根から西側を見下ろすと標高200mの里山とは思えないほどの岩場です。
奥に稜線が見えるのは女体山の稜線でしょうか。
白山からは奥に霞んで見えている小豆島の寒霞渓の前に瀬戸内海がほんの少し見えていましたが、ここ嶽山からは海は見えず、まるで寒霞渓が地続きの山のように見えます。
それにしても讃岐は西讃、東讃を問わず、山頂から見るとため池ばかりですね。
下山時刻はわかりませんが、1時間もあれば登って下れる山のようです。
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