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2011-02-08

続・瀬戸内の島巡り、その2、海と菜の花

旧伊吹小学校だった建物と道をはさんで伊吹八幡神社がありました。

P2041360

小さな島の神社にしては、立派なお社です。

これは後で、資料館というところで見て知ったのですが、昭和30年ごろには4500人近い島民が住んでいたそうで、その頃は相当賑やかだったのでしょうね。今は人口800人だそうですが、それでも先週訪れた粟島や志々島に比べると、人も多く活気があると感じました。

人口4500人近かった頃のお祭りはさぞやと思いました。

P2041366 門の辺りに咲いていたサザンカと思われる花です。

サザンカにしてはずいぶん大きい木でした。

P2041375 もう一度階段を登って、ようやく本殿が見えてきました。

P2041376 こちらの建物は絵馬堂です。

きっと、ここでお神楽が奉納されるのでしょう。

P2041380 少し離れた場所で見かけた太鼓倉です。

観音寺や豊浜はちょうさで有名な土地柄ですが、伊吹島にも太鼓台があるようです。

P2041378 再び通りに戻って、上に向かって歩きます。

こんな貼り紙がありました。

意味不明です(^_^;

これって日本語??

帰宅してからネットで調べてようやくわかりました。

デビラはヒラメの干物なんですね。

一年ぐらい前に日生で見かけましたが、私の住む辺りではあまり見ないように思います。げんちょは舌平目のことだそうです。この辺ではゲタと言いますが・・。

P2041385 どんどん、登って行くと、やがて海が見え始めました。

島の北東の海が見えているのだと思いますが、この日は風もなくて暖かく、見えている菜の花のおかげで、まるで春のようでした。

P2041386 去年の実をつけたままのロウバイが青空に綺麗に咲いています。

木の下にはロウバイの実がいっぱい落ちていて、ロウバイは実生で育つことを友人に教えると、彼女は播いて見ると言って、拾い始めました。

一年ほど前に、一緒に訪れた閑谷学校で拾ってきたモミジの種は芽吹いて、小さなモミジの苗木が育っているそうです。

種を播いてそれが芽を出したときの喜びは播いた人でないとわかりませんね。

P2041390 その辺りが伊吹島でいちばん高い場所のようでした。伊吹島は確か最高地点が120mほどだったと思います。

船の時間があるので、そろそろ下り始めることにしました。

資料館も見てみたいのです。

これは空き家のようでしたが、この場所からは海も良く見えるし、こんな場所に別荘でもあったら、気持ちいいでしょうねと話しながら、ゆっくりと下ります。

P2041392 ここでもやっぱり水仙が咲いています。

島には水仙が多いですね。

P2041393 坂道を向こうから、ゆっくりと白い猫が歩いてきました。

島の猫はあまり人を怖がらず、ゆったりとしています。

P2041394 石垣の間では、鮮やかな黄色のオキザリスが咲いていました。

P2041395 驚いたことにはタカサゴユリが蕾をつけていました。

いくらなんでも早すぎますよね。

コメント

こんにちは。
サザンカは自然の中ではそこそこ大きくなるんですね。多摩でも時々大きな樹を見ることがあります。
ロウバイの実生は以前、keitannさんに勧められたことがありました。でも年数が掛かるのでその時はやりませんでした。今度、種を見つけたらトライしてみようかなとも思います。

多摩NTの住人様、こんにちは。
サザンカは足摺岬で自生のものを見ていますが、ものすごく大きいという感じはなかったです。
築150年近い友人宅のサザンカは今まで見た中でいちばん大きくて、樹高もさることながら幹がずいぶん太くて、恐らく樹齢100年は下るまいと思われました。
この伊吹島のサザンカはピンクで樹高も7mほども合ってずいぶん大きいので、最初はツバキだろうかと思ったほどですが、散った姿がサザンカでした。
ロウバイは実生でも発芽率も良いし、意外と丈夫に育ちます。ただし、開花までは相当かかりそうですね。
我が家のも発芽後4年弱になるのを地植えにしましたが、開花まで後2,3年かかりそうです。(^_^;

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