011年、フクジュソウのお花見、その2、長岡家見学
他の花がまだ咲いてなかったので、フクジュソウの自生地には思いのほか早く着きすぎたようです。
フクジュソウは陽射しを充分に浴びないと綺麗に開花しないので、お昼頃まで、落合集落を散策することにしました。
二年前に茅葺屋根の葺き替え中だった建物も、もう完成しているはずです。
案の定、茅葺屋根の長岡家住宅は綺麗に修復が終わっていました。丁度二年前に来たときも素晴らしい青空でしたが、今回も同じく、これ以上望めないというほどの青空です。
RさんとTさんは早速、自由に見学できる邸内に入ろうとしているようです。
因みに二年前の葺き替え中の様子はこちらの記事にあります。
こちらは二年前に祖谷川を挟んで対岸の山の斜面から眺めた落合集落です。
落合集落全体を眺めるには、反対側の斜面からだと綺麗に見えるのですね。
このときは長岡家住宅はまだ修復中です。
稜線付近は前夜積もったらしい雪で真っ白に見えています。
いつも思うのですが、この辺りは山と山にはさまれているせいか、風があまり吹きませんね。
一方、南向きでない斜面にある集落は、雪がまだ降り積もったままです。
スポットライトがついていて、天井もよく見えるようになっています。
一度葺き替えると、どのぐらいもつものなんでしょうね。
2年前に葺き替え中に来たときは、九州から職人さんが来て、作業されてましたが、こういう技術を持つ人も少なくなる一方だし、第一、カヤが今ではなかなか確保できないとも聞きます。
伝統を守るのも大変です・・・。
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