3月上旬の海辺の山で、その2、コスミレ
ナガバノタチツボスミレは、香川のどんな里山でも見られると言ってよいほど、当地ではポピュラーなスミレなのですが、コスミレのほうはその存在をすっかり忘れていて、この場所に来て花を見てから「ああ、そうだった」と思い出しました。
スミレに少し興味を持ち始めてから5年近くになりますが、去年のスミレの季節から一年経つと、また結構忘れていて、自分の忘れっぽさが嫌になります。それでも、年に一つや二つ、新しい知識が定着すればと思っているのですが・・。
コスミレは花の格好が特徴的というか、いがりさんの言葉を借りると「側弁がしっかり開き、花柱の先がよく見える」ということになるのでしょうね。
私のようなものでも、スミレの花の色よりも、最近は花の形というか、特徴でも、なんとなくスミレの種類がかわるようになりました。後は、葉の形や葉の裏などを見ます。
コスミレは葉の形は三角形を長くしたような形で、鋸歯があります。
このコスミレの生えている場所は、こんなアスファルトの割れ目なんですよ。
割れ目に沿って、びっしりと咲いていて笑っちゃいます。
コスミレって、こんな感じで道路に咲いているのをちょくちょく見かけます。
もっと環境の良い場所だと結構な大株になると思うのですが、ここのはアスファルトの割れ目なので、小さな株ばかりでした。
こうやって撮ると大きなスミレにもみえますが、実際はすごく小さな株を、寝転がって撮影しています。
人の多く来る季節には絶対出来ないことですね(^_^;
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