3月上旬の海辺の山で、その1、ナガバノタチツボスミレ
2月末から3月上旬にかけて休暇で帰省していた息子が9日には再び関東に帰ると言うので、最後の讃岐うどん食べ歩きということで実家方面へと車で走りました。うどん屋を二軒はしごして、その後、天気が良かったので、半島にある山に行ってきました。
花はまだまだだろうと思い、瀬戸内海の眺めだけでもと思っていたのですが、嬉しい誤算でスミレやスズシロソウが咲いていました。
調べてみると、去年は3月6日にこの場所に来ていますが、やはりそのときもスミレはもっと咲いていましたから、今年はスミレの咲いてくるのが遅いようです。
車道を車で登っていると、途中の日当たりの良い場所で、まずスズシロソウが目につきました。車をとめて撮影していたら、ナガバノタチツボスミレも咲いているのに気付きました。
今年の初見です。
今年はなかなかスミレの咲いているのが見られず、いつ見られるかと待ちわびていました。
ナガバノタチツボスミレは香川ではもっともよく目にするスミレです。逆に言えばよその県でよく見るタチツボスミレは香川ではほとんど見られません。
花の色が少し淡い個体です。
山頂ではまだ咲いてないかと思いましたが、山頂でも少しですが咲き始めていました。
タチツボスミレより紫色が濃い目で、花の芯の模様がはっきりしていますが、個体によって少し違います。
葉をちゃんと撮影し忘れたのですが、葉の色が濃く、葉脈や裏面が紫色を帯びるものが多いです。
この日はまだまだ咲き始めで群生で咲いている姿を見られませんでしたが、3月下旬ともなると、低山や山すそなどで、嫌というほど見られるスミレです。
それにしても、これほどスミレの咲くのを待ちわびた年も珍しかったです。
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