お彼岸の花散策、その1、セントウソウ、トウダイグサなど
お彼岸の3連休は後半は生憎の雨となりました。
雨が降る前に、なんとか実家のお墓参りに行ってきましたが、そのときに何箇所か寄り道して、野山の野草を見てきました。どれも低山の山すそや田んぼの畦などで見かけた花です。
この場所には今年に入って何度か来ていますが、やっとセントウソウの花が咲いていました。
どこででも見かける花ですが、今年は花の咲くのがほんとに待たれました。
別名はオウレンダマシで、一見するとセリバオウレンの葉によく似ているからきたようです。
比較のために今年3月初旬撮影のセリバオウレンを貼ってみます。
セリバオウレンは自宅でも育てていますが、セントウソウの葉っぱよりごわごわして硬いです。
セントウソウの葉は、柔らかくてもっと繊細ですね。
山歩きを復活した頃、今から8年ほど前のことですが、その頃は春先の剣山によく行ったものでした。剣山の山頂直下の辺りにもセントウソウが咲いていて、昔は野草の名前も全然わからなかったのですが、何だろう?と名前調べに苦労したものです。
セリ科の花はどれもよく似ていて、初心者にはいちばんわかりにくい花の一つです。
ナガバノタチツボスミレも、この場所では3月20日に初めて開花を確認しました。
まだまだ咲き始めの初々しい花です。
どこかの畑の一画にサンシュユとサクランボでしょうか、黄色とピンクの花が見事に競演して咲いていたので、思わず撮影しようと近づいたところ・・・
サンシュユの木の下に、トウダイグサがいっぱい咲いていました。
すごく珍しい花というわけではありませんが、どこにでも咲いている花でもありません。
トウダイグサにはナツトウダイやタカトウダイといった仲間もありますが、このトウダイグサは日当たりの良い、平野部付近でも見かけます。
ナツトウダイは私は愛媛の比較的高い山でしか見たことがありませんし、イワタイゲキというちょっと珍しい海岸性の花もありますが、こちらは高知の海岸で見たことがあります。
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