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2011-03-26

今年二度目の石鎚へ、その6、下山

山頂は心配していたほど風もなく、寒くもなかったのでした。

早速、お湯を沸してお昼ご飯にします。そして食後は今回もTさんが作ってきてくださった紅茶を美味しく頂きました。その間にも、周囲はガスがかかり始め、二ノ森がほとんど見えなくなりました。着いて直ぐに撮影しておいて正解でした。

P3198923 石鎚最高峰の天狗岳をバックにして立っているのは、たまたまロープウエイで一緒になって、この日の行動をともして下さったKさんです。

P3198928 今まで何度か来たけど山頂で視界があったのは初めてというRさんは、記念に天狗を熱心に撮影されています。

山頂にはやはりRさんがご存知の方がいらして、その方ともお昼を食べながら、お話をさせていただきました。

ガスがかかり始めたので、1時過ぎに下山を始めることにします。

P3190279gezann 下山を始めたのは1時10分頃で、その頃には天狗がもうこれだけしか見えていません。

二ノ森もすっかりガスに隠れていました。

下りは、お願いして、Rさんの知人のNさんにも途中まで一緒に下っていただくことにしました。

P3190282kyuusyamenn 下り始めの部分は神経を使う下りなので、皆、カメラはザックにしまいこんだので、画像はありません。

これはコンデジで撮影したもので、鉄板道を下った直後ぐらいの画像です。

ここはそれほど怖くない場所で、後方から来た方に先に行ってもらっています。

P3190283reikosann バランスを崩したらちょっと怖い斜面をトラバースします。

Rさんの後ろからKさんが念のため、歩いてくださってます。

P3198931

13時45分、二ノ鎖小屋まで下ってきました。

ここまできたら一安心なので、カメラをザックから出しました。

Tさんは山頂で帽子を冬用の帽子に変えたのですが、カラフルな帽子の向こうに瓶ヶ森が見えています。

P3198933 真っ白な雪の斜面を下るのは爽快ですが、登りの時に比べると気温が高くなって雪が腐り始めています。

P3198935 鳥居の辺りを下ってくるRさん。

石鎚がすっかり逆光になっています。

この辺も危なくはないのですが、結構な急斜面です。

P3198937 逆に岩黒山方面は光の具合が朝より良くて綺麗です。

P3198938 この付近は雪が真っ白だったので、雰囲気が良かったです。

P3198941 東稜の向こうに見える筒上や手箱の姿も楽しみながら下ります。

P3198944

良い雰囲気ですね~。

P3198945 瓶ヶ森を眺めるTさん。

沓掛山と笹ヶ峰の吊尾根がまだ綺麗に見えています。

山頂を下り始めたときはガスり始めたと思ったのですが、いつの間にか穏やかな晴天に戻っていました。

P3198948 もうすぐ夜明峠です。

P3198951 瓶ヶ森を撮影するRさん。

P3198961t

夜明峠通過は14時12分でした。

この少し向こうで小休止を取ります。

P3198964 休憩地点から、最後の石鎚を眺めます。ここから下は、こんなに綺麗に見える場所はありません。

1月に来たときは、時間が遅かったので、ロープウエイの時間を気にしながらの下りで、気ぜわしかったけど、今回は時間はたっぷりあります。

P3198966 前社ヶ森の小屋を14時30分に通過です。

P3198967 前社ヶ森の小屋の直下も結構な急斜面になっています。

この後、八丁のちょっと手前まで、登りではそれほどにも感じなかったのですが、滑らないように気を使う下りが多くて、皆で「明日は筋肉痛が怖そうやね」と言いながら、下ったのです。

八丁通過は15時15分でした。

P3198974 八丁まで下ると後は、平坦な道と軽い登り返しだけなので、気楽なものです。

道に落ちてたヤドリギの枝などを撮影しながら歩きます。

P3198975

皆でのんびりとお喋りしながら歩き、15時43分には成就社に着きました。

P3198977 ロープウエイ駅の少し上にある展望台から眺めた瓶ヶ森です。

そういえば、大昔の大学3年の春休み、丁度3月の下旬頃だったと思いますが、帰省した折に西ノ川から瓶ヶ森に登り、白石小屋だったでしょうか、一泊したことがありました。

そのときに、瓶ヶ森から見た石鎚の姿を思い出しました。

ロープウエイの駅には丁度良い時間、16時10分に着きました。16時20分のロープウエイで下ってきたのですが、周囲はまだまだ明るくて、日の長さでも春を感じました。

1月に登ったときほど、緊張するところはなかったですが、それでも下りはかなり足に力が入っていたようで、翌日は久々に筋肉痛が出ました。(3週間も登ってなかったので、そのせいかも??)

今季最後の雪の山となりましたが、私にとっては親友の無事が確認できた記念登山と言うことで、これから一生記憶に残る山になることでしょう。

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