買い物ついでに花散策、その2、ダンコウバイ
樹木の花もまっだ咲いてないかとばかり思っていましたが、ダンコウバイがあちこちで黄色い花を見せてくれました。
クスノキ科に多い春先に黄色い小さな花を咲かせる仲間ですが、その中でもダンコウバイはいちばん大きい花を咲かせると思います。
春の光の中で見る、黄色い花は、なんとも気持ちをうきうきとさせてくれます。
このときは、まだ友人の安否がはっきりしてなかったときなので、自分ひとりがこんなにのんびりと花を愛でながら、歩いて良いものかと思い、複雑な気持ちでした。
しかし、今はせめて西日本の人間だけでも元気でいなくていけないと、思っています。
クロモジの隣にはダンコウバイの木があって、ダンコウバイのほうはすでに花芽がほころび始めています。
花芽の形も違いますね。
どちらもクスノキ科クロモジ属です。
今からの季節、山に行けば、アブラチャン、シロモジといったクスノキ科の黄色い花があちこちで見られることでしょう。
目で探したら、コゲラがいました。
この冬は、我が家にもコゲラが一度訪れましたが、たいていは山で見ることが多い鳥ですね。
画像の大きさをいちばん大きくして撮影したら、なんとかはっきりと撮れました。
でも、実物は小さい鳥なんです。
崩壊地などにいちはやく出てくる木だそうです。
ヤシャブシの若葉はなんともいえない綺麗な色をしているのです。
ヤシャブシの幹がこんなにごつごつとしていたとは、今回初めて知りました。
いつも芽や実に気をとられて、気付いてなかったですが、大きな木ほど、ごつごつしています。
これはナガバモミジイチゴも芽出しです。赤っぽい芽出しはバラの芽出しと同じですね。やはりバラ科なんだと納得です。
我が家で育てているのは、すでに咲いていますが、やっぱり山では花も遅いようです。
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