今年二度目の石鎚へ、その3、夜明峠から石鎚を見る
前社ヶ森の小屋で、前回と同じく、休憩を取ることにしました。
1月には小屋付近まで来ている人が多かったのですが、このときは私たち4人だけです。成就社を出るときにアイゼンを装着していたグループの方たちがいましたが、まだ追いついてきてないようです。
小屋付近からは前回と同じく瓶が森が綺麗に見えています。
瓶ヶ森の左肩に見えている山は、後で気付いたのですが笹ヶ峰ですね。
↑の3月19日撮影の画像では、氷見二千石原の雪がかなり解けているのがわかります。
水分補給をしたら、10時35分に再び歩き始めます。
前社ヶ森から上は急登はそれほどでもなくて、夜明峠まで比較的緩やかな道になっています。
トップを歩かれているのは愛媛のKさん、そして少し間を置いてTさんです。
剣山の来た斜面を巻いて行く箇所があって、そのトラバースが、やはり前回は問題なかったのに、今回は少し危なっかしい場所になっていました。
ところどころで、小さな雪の玉が谷に転がっています。
こういう場所で雪崩が起きるのかも知れません。
振り返ると前社ヶ森の小屋の青い屋根が見えていて、後から来る人が見えています。
1月に来たときは霧氷でわからなかったのですが、ダケカンバの気がまとまって生えています。
最初は山頂方面の背景はグレーの空だったのが、嬉しいことに青空に変わってきました。
Rさんは冬の石鎚は三度目だそうですが、三度目にして初めて山頂がはっきりと見えたそうで、大感激でおニューのデジ一でパシャパシャと撮影しまくりです。
冬の石鎚に初めて登って、これ以上望めないという霧氷と展望を見られた私は、よほど運が良かったようです(^_^;
11時4分、夜明峠を通過しました。
この辺りから、新雪らしい雪に変わってきました。
2,3日前に香川の山でも雪が降ったのですが、石鎚ではどうやら標高1500m以上にだけ積もったような感じでした。
真っ白な雪はやっぱり気持ちよいですね。
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