011年、大江高山と山陰花紀行、その2、ミヤマカタバミ
高速を山陽道、広島道、浜田道とめまぐるしく乗り換えて、大朝インターを下りると後は一般道を川本へと向かいます。
川本町に入ったら、まずは道の駅のインフォメーションセンターに立ち寄ることにしました。見たい花の一つ、イズモコバイモがもし山の上で咲いてなかった場合、保護自生地で見せていただこうと思って場所をお尋ねするためです。
そうしたら大江高山への道も教えていただけました。2年前に通った道は覚えているのですが、教えてくださったのは違う道でした。違う道を走るのも違う野草が見られていいかもしれないと思い、そちらを行くことにしました。
山陰の道は交通量が一体に少ないのですが、教えられた道も走る車もまばらです。運転しながらも、野草のありそうな場所はゆっくりとは知って生きます・・・すると、道の傍らに白いものが見えました。
ミヤマカタバミです。
日陰では花が閉じていますが、道路の広くなった部分に車を停めて、その辺を歩いてみると、日向では綺麗に開いたミヤマカタバミが咲いていました。
シコクでは見かけない花の一つですから、最初から良いものが見られました。
ミヤマカタバミはタイミングよく見ないと、開いた姿が見られないので、これは幸先が良さそうです。
アマナは今年は四国ですでに何度も見ていますが、山陰で見たのは初めてですね。
頂小葉が側小葉よりもかなり大きいとありますが、その通りのようです。
2年前にもチャルメルソウをたくさん見ました。
花をなるべく大きく写します。チャルメルソウは花の形や葉の形、色で見分けるそうです。
チャルメルソウの花序の全体の画像ですが、チャルメルソウは1本の花序につく花の数が少なくとも20個以上と多く、下から咲きあがるのも特徴だそうですが、それも満たしているようなので、チャルメルソウで間違いなさそうです。
土砂崩れ防止の金網のところからアセビの花が咲いているのが見えました。
真っ白なアセビの花です。
四国のアセビは赤味を帯びていますが、山陰のものは真っ白なんですね。
ふと気付くと、目の前にキブシの花がたくさんぶら下がっていました。
花つきの良いキブシですね。
四国の自宅付近も10日の朝、家を出る頃は満開でしたが、山陰の桜も花の咲き具合はそれほど変わらないようですね。
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