011年、大江高山と山陰花紀行、その11、イズモコバイモ
2年前にも可憐なイズモコバイモを見ることができましたが、結果から言うと、今回は2年前よりもたくさんのイズモコバイモを見ることができました。それに、花の時期としても、イズモコバイモを見るには丁度良い時期に訪れたようです。
イズモコバイモの花の形は釣鐘型が多いように見受けましたが、中にはこんな外側に反り返るスカート状の可愛い花もありました。この形の花は2年前にも見ています。
四国のコバイモは色は茶色っぽいのが多いのですが、イズモコバイモは白っぽい色合いなので、枯れは野中では見つけやすいです。
葉が緑色になった株は、アワコバイモなども同じですが、咲き進んだ株のようです。
染色体は22だそうです。
私の持っている図鑑には他の6種類のコバイモの記載はありますが、イズモコバイモは載っていません。
記載されたのは1979年のことだそうです。
1979年といえば、ついこの前のようにも思います。
トクシマコバイモも発見されてからまだ新しい植物ですね。
コバイモの仲間は種で増えるので同じ場所に2輪、3輪と固まって咲いていることも多いです。
頭でっかちでかわいいです。
花の形はカイコバイモに似ているようですが、私はカイコバイモの実物をまだ見てないので、実感としてはわかりません。
この画像は花を上から撮影したものです。
綺麗な形をしていますね。
イズモコバイモの直ぐ近くにミスミソウが咲いていて、ツーショットをと思いましたが、ちょっと難しかったです。
コバイモの仲間はどれも可憐で、草丈が低いこともあって、出来ることなら目線を花の高さにもってきて、じっくりと眺めたいです。
四国では見られない色白の美人さんに今年も出会えて、ほんとに長い距離を運転してきた甲斐がありました。
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