今年二度目のアワコバイモ
例年なら3月に見ごろを迎えるアワコバイモですが、今年はやはり遅れているようです。
最初は目が慣れないので、しばらく花を見つけることが出来ませんでしたが、帰る頃には10輪あまりの花が見つかりました。
この個体は草丈が5センチぐらいの個体で、いちばん可愛かったです。
落ち葉を褥にして、ふかふかと気持ち良さそうですね。
しかし、このアワコバイモ、花の色といい、葉の色といい、落ち葉や土に紛れてしまって、わかりにくいといったらありません。
同行した高校時代の友人は、とうとう、自力では一輪も見つけることが出来なかったと、がっかりしていました(^_^;
何とか下から覗き込んで撮影できました。
下から覗き込んだのは訳があって、、葯の色を撮影するためです。
コバイモの仲間は日本には7種類あって、花の形が似ているものもあり、葯の色が同定のポイントになります。
アワコバイモの場合は、花の色や形などから直ぐに見分けられるので、葯を見なくてもわかりますが、こんな褐色のような色をしています。
アワコバイモのまだ花の咲かない株はこんな緑色の一枚葉だけが出てきます。
この場所は数年後はアワコバイモの花が固まって何輪か咲くということですね。
友人とアワコバイモの咲く場所で、のんびりとコーヒーを飲みました。
飲んでいる間にも、目が1mほど離れた場所のアワコバイモの姿を見つけました。
撮影してみましたが、周囲に同化してしまって、ほんとにわかりにくいでしょう?
よく、こんなものを見つけられると、自分で自分を褒めてやりたいです(^_^;
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