4月下旬に見た花、その2、フキヤミツバ
フキヤミツバという植物の名を知っている方は、相当な野草好きと言えるでしょうね。
かく言う私も、つい4,5年前まで知りませんでした。
06年のGWの頃、徳島の山で初めて見かけ、撮影してきました。その後、いろいろ調べ、てそれがフキヤミツバという珍しい花だということを知りました。
そのフキヤミツバに今年は5年ぶりで会うことが出来ました。
この山にはその後も2度ほど行ってますが、そのときはフキヤミツバを見ることはできませんでした。
他の華やかな花に目を奪われてしまいがちということもありました。
06年には二ヶ所で見かけていますが、今回は時間があまりなかったこともあって、じっくり探せず、一ヶ所でのみ見ることができました。
セリ科ウマノミツバ属の花です。
ウマノミツバのほうは割とどこででも見かける花ではないかと思いますが、一年ほど前にも身近な山で見ています。
岡山県のベンガラの里として有名な吹矢で発見されたのでフキヤミツバと命名されたそうです。
吹屋という町は、その近くにセツブンソウの咲く場所があるので、セツブンソウを見に行ったついでに2度も立ち寄ったことがあります。
別に吹屋の特産種と言うわけではなく、中部地方以西に自生する植物だそうですが、この山でも個体数が多いとは言えません。
なお、06年のフキヤミツバについての記事はこちらです。
岡山や徳島でも絶滅危惧種となっているようです。
コメント