今年初めての東赤石へ、その3、アカハライモリ
この時期の東赤石は花が多いので、平日に来ても誰かしら歩いているものですが、この日は誰にも出会いません。瀬場谷で休憩している間にも、通り過ぎる人も皆無です。雨がちの週の中で貴重な晴れ間の一日だと言うのに、意外ですね。
瀬場谷の流れはいつも水量豊富ですが、この日は特に多かったです。
お腹に紅い色が見えます。
今まで東赤石でサンショウウオを見たと思っていましたが、イモリだったのでしょうか?
今まで見たのはお腹が赤くなかったので、サンショウウオだと思い込んでいましたが、これはアカハライモリ??
う~~ん、花も難しいが動物の分類はもっと難しいです。
丁度橋を渡る手前に咲いているはずのバイカウツギは一輪しか見えませんでした。
タカネバラとかキバナノコマノツメの花の時期はしっかり覚えているのですが、こういう地味系の花になると危ういものです。
10分ほどの休憩後に再び歩き始めます。橋を渡り終わる前に、岩壁のいろいろな葉っぱを撮影・・・。
イワタバコやジンジソウが着生してますね。
今年は雨が多いので、どこに登っても苔や緑が素晴らしいです。
いつもだと尾根コースを歩くのですが、去年、尾根コースでマムシを見ているので、どうも気が向きません。
この時期はタカネバラもまだ咲いてないだろうなどと考えた末、沢コースを登ることに決めました。
沢コースは実を言うと私の嫌いなコースです。単調な登りが多いのと、あの植林の中の急登がどうにも好きになれません。
分岐から直ぐのところにシャクナゲがありますが、花が咲いた気配があります。
今年はどこのシャクナゲも表年だったようですね。
そして、東赤石から権現越へと稜線伝いに下るコースは、あまり知られてないようですが、見事なシャクナゲのコースです。
今年も稜線にはシャクナゲがたくさん咲いているはずですが、この日はトラバース道を歩く予定です。
目の前に落し物らしきキーが枝にぶら下がっていました。
だけど、ここまで登山口から1時間半近くかかりますから、探しに来るのも大変ですね。
上を見上げるとモミジとヒメシャラの新緑がとっても綺麗・・・。
東赤石でも瀬場谷から第一渡渉点までのコースは急登の連続で、おまけに花が咲いてない区間なので、飽きてきます。花が咲いてればそれを撮影してる間に休憩できるのですが、それもできないし・・・。
登っては立ったまま少し休み、休んではまた登り・・・そんなことを繰り返します。
こういう平坦な道ばかりだと良いのですが(^_^;
このコースはほとんど展望が利かないコースですが、一瞬だけ、西側の展望が開けます。
この尾根はコマドリ尾根??
遠くに、白く花が咲いた木が見えたので、望遠で引き寄せるとエゴのようです。
下のほうではすでに落花していたエゴがここではまだ咲いています。
ほとんど終わりかけていますが、コツクバネウツギも仲良く咲いています。
この区間で花を見たのは、ほんの2箇所ほどです。
アサマリンドウは東赤石にはずいぶん多くて、瀬場谷よりも手前から現れ始めます。
ここでもアサマリンドウの葉がたくさんありますね。
なのに、アサマリンドウの時期にはあまり登ってないんですよね。
リョウブやヒメシャラが結構多いですね。
エゴに似ているけど、エゴの花はもっと平べったい花です。
もしかするとハクウンボクの花かな?
とすると、もう少し上まで登ればハクウンボクが咲いているかも・・・。
その読みは当たりました。
このコースはコケイランが多いと思いましたが、そろそろ出てきましたね。
コケイランを見るのはは今季3度目です。
ランの仲間では比較的よく目にするランですね。
そういえば、スミレの時期にも東赤石に登ってみたいと思いながら、まだ果たせないでいます。
分岐から1時間もかかってしまいました(^_^;
東赤石山~楽しませて頂いています、良いですね~
花だけ出なくて、葉を写して何の花か?参考になりますね!
キツイ山ですが・・花が沢山咲いてるので近いうちに
チャレンジしてきます、タカネバラ楽しみです~
しかし、毎日の暑さで身体が付いて行きません、
早く慣れないと・・・!ガンバです~
投稿: え~ちゃん | 2011-06-28 22:45
え~ちゃん、こんにちは。
暑い日が続いてますね。もう梅雨明けが近いのかな?
でも、私も早起きして家事は朝のうちに済ませることで暑さに対応していますよ。
昨日は午後から市内の低山に登りましたが、思ったほど暑さを感じず、いい汗かきました。
東赤石のタカネバラは7月上旬が見ごろだと思います。
アルプス行きのトレーニングにもなるし、花も楽しめるし、この時期登るのはベストチョイスですね。
是非、奥様と良いお花味を楽しんできてくださいね。
投稿: keitann | 2011-06-29 12:47