5月の駆け足ドライブ、その5、メルヘン街道へ
ホテルの夜はゆっくりと地図を広げて、翌日走るコースを考えます。
受付の人にチエックインしたときに尋ねた話ではメルヘン街道が開通しているとのことなので、ここを走ってみようと言う気になりました。昔、山登りで訪れた白駒池などの直ぐそばを走る国道のことで、麦草峠を越えて茅野にいたる道なのだと言うことはわかりました。
翌朝は、早朝5時前から目が覚めました。
いつも、旅に出るとなぜか目覚めが早くなります。
3枚ほど着込んでホテルの庭や周辺を散策してみました。
庭にはなんとイワカガミが咲いていました。普通の家の庭にはイワカガミなんて咲かないと思いますが、さすがに高原の宿です。
ここは日本の鉄道が通っている中でいちばん高い場所で、標高1375m地点なのです。
つまりホテルの建っている場所の標高も1300m以上なのです。
この日の朝の気温は約5℃だったようです。
前日の東京では30℃でしたから気温差25℃です。
ホテルの庭ではチューリップがまだ綺麗に咲いていて、四国の我が家と庭とは1ヵ月半の差がありそうでした。
タチツボスミレも綺麗に咲いています。
ホテルでは朝食を食べた後、9時過ぎにはチエックアウトしました。
これは道端に咲いていたヤマナシと思われる木です。
どこかで見た光景と似ていると思ったら、阿蘇の高原とよく似ているのだと思い出しました。
佐久に向いた走っていたら、ガスは少しずつ薄れて、海ノ口辺りではリラが綺麗に咲いていました。
ホテルの人からは、メルヘン街道に行くには松原湖方面から左折すれば良いと教えられています。
走っている甲州佐久街道の直ぐ近くの小高い山では新緑がまだ淡くて春は始まったばかりのようです。
信州では珍しくなさそうです。
教えられたとおり、松原湖で左折して、県道480号に入りました。
走っている車は少なく、車道から少し逸れると、こんなレタス畑が広がっています。
走る車は雨の月曜とあって極端に少なくて、走るのも楽です。
この辺で標高1600m以上はあるようです。
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