久しぶりの剣山、その5、ツルネコノメソウ
穴吹川源流を渡っていて、目にとまったのがネコノメソウの仲間です。
盛んに走出枝を出しているので、ツルネコノメソウと直ぐにわかりました。
春先に見るときはまだ走出枝を出してないので、タチネコノメソウなのかツルネコノメソウなのかいつも悩みます。
これだけ走出枝を出していれば、ツルネコノメソウに間違いないですね。
それにしても、3年前にも同じような時期にここを歩いていると思うのですが、そのときには見た記憶がないのです。
その代わり3年前の剣山の記事にはワチガイソウとシロバナネコノメソウが咲いていたと記録しています。
やはり、同じ時期に来たと思っても、その都度変化があります。
沢の流れの向こう側の緑の塊がツルネコノメソウです。
手前にはウワバミソウらしき葉が見えています。
ところが帰宅してから画像を見ると、どこか雰囲気が違うのです。もしや?と思い調べたら、やはりクルマバツクバネソウでした。
葉が少ししか写ってなくて、しかも葉が何者かに食べられていてクルマバツクバネソウの特徴である、多数の輪生した葉が見えなかったのも、気付かなかった原因でした。
クルマバツクバネソウは5年ほど前に登った北岳で見て以来だったので、そうと気付けばもっと気合を入れて撮影するのでした。
四国で見たのは初めてです。
それにしても花だけでも気付くべきですよね。
馬鹿な私です。
剣山でユキザサを見たのは初めてのような気もします。
オオバタネツケバナ?とも思いましたが、詳しく調べて行くとタカチホガラシのようです。頂小葉と側小葉の大きさが等しく、小葉の柄が明瞭という特徴に当てはまります。
かつてはお花畑だった場所と聞いていますが、今ではカニコウモリとシコクブシばかりが繁っています。
シカ除けのネットがあちこちに張られ、昔を知るものにはちょっと辛い眺めです。
道沿いにあったオオヤマレンゲの木も瀕死の状態でした。
他のオオヤマレンゲの木はどうなんでしょう?
種ザヤの口が開いていますが、種はもう落ちた後かな?
コミヤマカタバミの葉も多いのですが、花はさすがに見かけませんでした。
3年前に来たときにはこことは別の場所ですが、ピンクのコミヤマカタバミが咲いていたものですが・・・。
行場ではガスっていて、遠くは見えなかったのですが、一ノ森への分岐に近づくに連れて視界が利くようになりました。
遠くの車道まではっきり見えたのです。
そして、前方に一ノ森も見えてきました。
分岐までもう直ぐですね。
剣山・・その5、まで来ましたね~
何時の間に?色んなものを写していますね~
クルマバックバネソウ?初めて知りました!
私は、ツクバネソウと思っていましたので撮りませんでした(残念)
続きが楽しみです~
投稿: え~ちゃん | 2011-06-23 17:57
え~ちゃん、こんばんは。
このときは最後尾を歩いていたので、目に付いたものをいろいろと写したんですよ。
クルマバツクバネソウは四国には少なくて、たぶん剣山だけに自生してるんじゃないでしょうか。
徳島のレッドになっているようです。
私は、北岳の大樺沢の登りで1度見てるので、画像を見てわかったんです。
葉が虫食いでなかったら、その場でもわかっていたと思います。
今日は単独で東赤石に登ってきましたよ。
投稿: keitann | 2011-06-23 22:45