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2011-06-24

久しぶりの剣山、その6、ツマトリソウ

11時42分、一ノ森との分岐までやってきました。

この日は一ノ森へ行く予定はないので、ここでお昼休憩にします。

自宅で5時半ごろ朝食を食べてきたとは言え、すでに6時間経ってますから、お腹がペコペコです。すでに3時間以上歩いていますし・・・。

P6142203

お昼を食べた笹原の近くにはフモトスミレがまだ頑張って咲いていました。

このスミレ、山に行くと比較的遅くまで咲いているスミレです。フモトとはつきますが、私は石鎚山系や剣山系などの高い山でしか見たことがないんですよ。

近くにはマイヅルソウもあって、ツマトリソウも見えているのですが、どちらも残念ながら花芽です。3年前の6月上旬に丸笹山と剣山を訪れたのはツマトリソウを見るのが目的だったのに、そのときもツマトリソウは花芽ばかりで咲いたのは一輪もなかったのです。

今年は花が遅れているので、なおのこと、開花した姿は見れそうもありません。

のんびりと20分ほどお昼ご飯を食べてデザートも頂いたら、剣山に向けて出発です。

P6142213 もうここからのコースは花は期待できそうもないと思った私は、道の傍らもあまり見ることなく、目は主に、山々の菅にばかり注がれていました。

ところが、後から歩かれていたEさんが「何か咲いてるよ」と言うので、引き返したところ、ツマトリソウが咲いてるではありませんか。

剣山でツマトリソウを見るのはほんとに久しぶりのことで、感激しました。

ツマトリソウは北アルプスなどに登ると、ごく普通に咲いているので、私自身は毎年見ているのですが、一番最初に見たのは、ここ剣山だったのです。その一番最初に見たツマトリソウがほんのりと花弁の縁が紅に染まって、とても可愛い花でした。

その後、アルプスで見ることはあっても、花弁が白いものばかりで、何か物足りなく感じていました。そして、今、花弁と書きましたが、正しくはこのツマトリソウは離弁花のように見えますが実は合弁花なんですね。

上から見ると、綺麗に7裂しています。端正という言葉がぴったりです。

P6142209 草丈はここのものは精々5センチぐらいです。

P6142216 この株は2輪の花を咲かせていますが、たいていは1輪だけ咲かせることが多いようです。

サクラソウ科ツマトリソウ属の花です。

この株の花は6裂しているようですが、やはり7裂の花がバランスが取れていて美しいですね。

P6142222 剣山に行くまでには二ノ森や三ノ森など2つほどの小ピークを越えねばなりません。

どちらも精々50mほどの登りですが、疲れているときはこれが結構こたえます。

この日は気温も低めで、3人とも元気一杯で登ります。

二ノ森への登りはちょっとした木々が生えていて、岩の上は苔むしています。

その苔の中でまたしてもバイカオウレンの花後の株がいっぱい見えています。

剣山のバイカオウレンは正しくはシコクバイカオウレン、花の時期は5月だそうですが、私は剣山のバイカオウレンが咲いているのをまだ一度も見てないのです。

来年ぐらいは一度見てみたいものです。

因みに高知の平野部では1月末には咲き始めるので、花の時期は約4ヶ月の開きがあることになりますね。

P6142225 やはり苔の中で咲いているマイヅルソウ・・・。

P6142229 シコクシラベなどの木を眺めながら登っているうちに、直ぐに二ノ森ピークです。

P6142230 樹林の間から、剣山の山頂方面が見えてきました。

P6142232 二ノ森のピーク直下でオオカメノキの花を見ました。

今回の剣山山行ではオオカメノキの花はほぼ終わってい増したが、やはり標高が高いだけのことがあります。

P6142241 二ノ森のピークを下っていると、いよいよ次郎笈の格好の良い姿が見えてきました。

剣山は名前に似ず、鈍重な姿をしていますが、次郎笈は格好の良い山です。

P6142242 三ノ森との鞍部を歩かれるEさん。

モデルになっていただきました。

それにしても歩き始めはガスが濃くて、展望はまったく期待してなかったのですが、稜線に出たとたん、展望が利くようになって、嬉しい限りです。

P6142246 後を振り返ると白骨樹の後方に見えるのは槍戸山でしょうか。

P6142250 そして、前方には剣山の姿が見えてきました。

コメント

keitann様 こんにちは
緑麗しい剣山のこれまでの記事を読みあがってきました。
こちらの記事ではツマトリソウの記述を興味深く拝見しました。
小生もツマトリソウはこれまで真っ白い花しか見ていませんから、ピンクのものを見たいという欲求はずっと常に持ち合わせていました。

今年は未だマイヅルソウのパッチリとした花に出会っていませんので、そろそろ・・・・と気合が入り始めています。

ところで次郎笈の姿はどっしりとしていて、しかも間延びしていない良い姿ですね。
どこか大樺沢を登り詰め、八本歯コルから上で間ノ岳を眺めた姿に似ていると思いました。

ぶちょうほう様、こんばんは。

ツマトリソウは私の場合は一番最初に見たツマトリソウが、やはり7月の剣山でのことしたが、綺麗に褄を取った個体だったのです。
その後、北アルプスなどでは毎年見ていますが、真っ白な話か見たことがなく、物足りなさを感じていました。
今年は5年ぶり以上ぐらいで、褄を取った綺麗なツマトリソウに出会えて、剣山で最初に見たときのことを思い出しました。それは秋田駒に行くためのやはり靴の馴らし山行でしたが、それを皮切りに毎年のように本州の山に登ることとなったのです。ですから私にとってはその年は画期的な年でした。そんなことまで思い出させてくれたツマトリソウでした。
マイヅルソウは先週後半に登った東赤石方面でも見ましたが、すでに終盤でした。きれいなのはなんと言っても、剣山で見たこの個体でしたね。
大樺沢を登りつめたのはもう何十年も前のことになりました。そのときは重いキスリングを背負い、ほとんど四つん這いになりながら登ったので、足元しか見えてなかったのか、間ノ岳が見えた記憶が残っていません。
しかし北岳から間ノ岳に向かうときの間ノ岳の姿は今も記憶に残っていますよ。
間ノ岳もどっしりとした山ですよね。

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