2年ぶりにゴヨウツツジを見る、その2、コヨウラクツツジ
岩黒山にはもう何度となく登っています。今回で10度目ぐらいですが、冬場を除いて、春はツツジ類のお花見に、夏は手箱山のお花畑を見に行く途中に通るし、秋は展望や紅葉を楽しむために来るのです。
筒上にゴヨウツツジを見るのが目的の人は、土小屋から丸滝小屋までのトラバース道を通ると早いので、稜線伝いに歩かない人も多いのですが、私は毎回、往路では岩黒山に登ることにしています。トラバース道と稜線伝いの道の分岐は土小屋から5分も登らないうちにあります。
岩黒山への登り道は特にコヨウラクツツジが多く、アケボノツツジやゴヨウツツジを見に行くと必ず咲いています。小さなつぼ型の赤い花は、華麗とはいえませんが、ほんとに愛らしいです。
どうやら登り始めて20分ぐらい経つまで、カメラの設定を間違っていて、最初の数枚は変な画像ですがお許しください。
限られた場所でしか見ることのできないイワセントウソウもまだ可憐に咲き残っていました。
早春に咲くセントウソウも可愛いですが、イワセントウソウは白い小花に細長い葉がマッチしていて、より愛らしいです。
登り口付近では咲き終わりだったオオカメノキが進むに連れて綺麗な花を見せてくれました。
5月下旬の北八つで綺麗な花を見たばかりでしたが、何度見ても見飽きない花ですね。
石鎚山系にはブナの木が多いのです。
カエデの仲間は同定が難しくて、せめて花の咲いている時期でないと難しいです。
石鎚や剣山にはナンゴクミネカエデが多いのです。
綺麗な色の若葉はヤシャブシの仲間のようですね。
稜線に出て、そろそろ岩黒山頂ももう直ぐと言う頃、後ろから追いついてきた方がいました。
なんと、去年秋に小豆島の山にご一緒したHさんです。
こんなところでばったりお会いするとは驚きました。
ほんとは予定がおありだったのですが、急遽、キャンセルになったので、ゴヨウツツジを見に来られたそうです。
Hさんも加わって、賑やかな5人パーティーでの歩きが始まりました。
いろいろな樹木の芽吹きが始まって、心が躍るような季節ですね。
目の前にはどっしりとした筒上のドームと、ここから見てもびっくりするほど急な県境尾根、そして丸滝小屋の屋根が見えてきました。
あの県境尾根を這い上がったのも6年も前のことになりました。
筒上方面を撮影中のHさんが、丁度石鎚背景に画像に収まりました(^_^;
岩黒山は360度の展望を楽しめる素晴らしい場所なので、晴れた日には必ず立ち寄りたいですね。
こんにちは。
今週末も天気が今ひとつですね。
コヨウラクツツジというのは初めて知りました。
これで咲いているのですか。とても可愛い花ですね。
投稿: 多摩NTの住人 | 2011-06-11 18:52
多摩NTの住人様、こんばんは。
最近、週末の天気がぱっとしませんね。
週末がお休みと言う方にとっては発散できなくて大変でしょうね。
コヨウラクツツジは石鎚や剣山など四国の山ではよく見かけます。
関東の山には咲かないのかもしれませんね。
私もアルプスなどでは見ないように思います。
とても小さな花ですけど、愛らしいですよ。
投稿: keitann | 2011-06-11 23:07