2年ぶりにゴヨウツツジを見る、その1、アプローチ
今年はどうも週末に雨が降るパターンが多いです。
5月末の週末に早々と台風が来て大雨になった日、山に登れず、時間をもてあました山仲間3人で集まりました。そのとき、そろそろ筒上へゴヨウツツジのお花見にでもと言う話が出ました。
去年は娘の結婚式のため、5月末~6月初めにかけてハワイ行きだったので、ゴヨウツツジを見ることができなかっただけに、今年こそはぜひともと思っていたのです。
画像は2年ぶりに見てきたゴヨウツツジです。
幸い6月4日は何とか天気ももってくれそうです。前日に、いの町役場に電話して瓶が森林道の状況を問い合わせたら特に問題なしとのこと、トンネル工事のための時間制限通行も土日は解除しているそうです。
いつもの山友達のTさんが都合がつかないので、野草友達のRさんを誘ったら、OKとのことで、高松からはEさん、reikoさんが参加することになっています。
歩くコースはいろいろな状況を考えて、道中の車内で相談しましょうということにしました。私としては高知側の名野川コースを登って見たかったのですが、前夜、某掲示板を見たら筒上の尾根道のゴヨウツツジがすでに満開との書き込みがありました。ということは、それよりも標高の低い名野川ルートは花が終わっている可能性が高いです。
当日はいつもの場所に5時半集合にしました。コースを相談すると、去年、名野川コースを歩かれているreikoさんとEさんも、名野川ルートは一部不明な箇所があるとのことで、結局、この日は土小屋から筒上に登ることになりました。時間に余裕があれば手箱まで行こうという考えです。
車は前回の皿ヶ嶺に続いて、今回もEさんが出してくださいました。
心配だったのはお天気ですが、西条からの石鎚こそ見えなかったものの、たいていどこかでガスに巻かれる瓶が森林道の走りが、ガスがほとんどかかっていません。
いつもの場所から寒風山を眺めますが、少々かすんではいるものの、綺麗に見えます。
標高1500近くなってくると、ブナやダケカンバが出てきて、新緑が芽を楽しませてくれます。
アケボノツツジの季節は瓶が森林道もにぎわうそうですが、この日は対向車もほとんどなく、静かな朝です。
いつもはこの辺りでガスが出ることが多いのですが、素晴らしい眺めですね。
車道沿いに、白い花の群生が見えたので、車を停めていただいて撮影です。
草丈30センチはあろうかという見事なシコクハタザオが群生で咲いています。
花が閉じているのが多いのですが、まだ咲き初めで綺麗な株ばかりでした。
いつもは西赤石の登りや徳島の山道沿いで見ることが多いのですが、瓶が森林道で見るのは初めてかもしれません。
ところどころで、ツルギミツバツツジらしい赤味の強いツツジの花が咲いています。
もちろん、今年の初見です。
そういえば、今年はアケボノツツジを見に来ていませんでした。
途中、3箇所ぐらいで撮影のため停まったのですが、Eさんの見事なハンドル捌きで8時10分には土小屋に到着しました。
土小屋にはスカイライン経由で来たと思われる車が早くもかなりの数駐車しており、石鎚の人気の高さがうかがえます。
駐車場横をふと見てみると、サクラの木があって、ほんの少しですが、サクラの花が咲き残っています。これが有名な石鎚のイシヅチザクラのようですが、初めて見ました。
野草友達のRさんの話では瓶が森の男山のイシヅチザクラが見事だそうで、来年は忘れずに見に行きたいものです。
土小屋に着いた時は霞んでしまってほとんど見えなかった石鎚が、身支度を終えて出発する頃には、ぼんやりとですが見えてきました。
幸先が良さそうですね。
岩黒山方面への登山口は土小屋をはさんで石鎚とは反対方向の南に向かいます。
歩き始めは8時27分です。
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