今年初めての東赤石へ、その4、ヒメレンゲ
東赤石に登るときは休憩場所をたいてい決めています。
ここ、第一渡渉点ではたいてい二度目の休憩を取ることにしています(もっとも、こちらのコースを登ることは私にしては珍しいですが)
第一渡渉点に着く前から、その付近にヒメレンゲが群生しているのが見えていたので、着くなり撮影です。
不思議なことに、瀬場谷よりもここのほうが標高が高いにもかかわらず、たくさん咲いています。
ここに着くまで急登の連続だったので、食べ物をお腹に入れます。
そして、水分補給も忘れずに。
登山口からこの辺りまでは相当な汗をすでにかいているからです。
沢の近くではすでに花が散ってガクだけになっているカマツカが見えます。
この場所ではツリバナもあるはずで、いつも秋にはツリバナの実が綺麗だろうな~と思うのですが、その時期には来たことがありません(^_^;
歩き始めた途端に、道端にヒメレンゲが咲いていました。ここは明るいので、近寄っての撮影です。
振り返るとオオバアサガラの花序が見えていますが、まだ咲いていません。
この前の剣山もそうでしたが、今年はどうもオオバアサガラの開花株にうまく行き当たりません。
東赤石でコミヤマカタバミの葉を見るのは初めてのような?
今まで気付かなかっただけなんでしょうね。
それに、スミレやコミヤマカタバミの季節に登ってないのも大きいです。
来年は5月に1度登ってみたいですね。
でも、このコースは沢筋を歩くことが多いですが、見かけたのはここだけです。
ワスレナグサやキュウリグサに良く似た、ムラサキ科の花です。
すっかり実になってしまったシコクチャルメルソウの姿もあります。
ギンリョウソウはもっと見かけても良いかと思うのですが、ここで見ただけでした。
沢の横を歩くのですが、何とか大丈夫です。
赤いテープは登山者がつけたものでしょうか?
ここまで来るまでにも感じましたが、東赤石の登山道沿いにはずいぶん赤テープが多くなっているように思うのですが・・・。
昔はこんなになかったですよね。
それに道迷いしそうもないような場所に、なぜ、これほど大量のテープがあるんでしょう?理解に苦しみます。
まだ新緑の面影を残した木々と沢の織り成す素晴らしい光景・・・。
山を歩く醍醐味ですね。
この辺りはちょっと滑の雰囲気です。
向こうのほうにアサガラが見えたので、望遠で引き寄せて撮りました。
やはりアサガラのほうが一足早く咲くようです。
サイシンの仲間のようですがクロフネサイシンとは違うような気もします。
第一渡渉点から第二渡渉点までの区間は沢に沿って歩くので、雨の後などは山道にも水が流れていることも多いです。
東赤石では意外と少ないツクバネソウですが、ここで1株だけ見ました。
たいてい、何株かが固まって生えるものですけど・・。
この区間にはその代わりというわけではないですが、バイケイソウが多いです。
開花はもう少し先のことですね。
実をつけた株もかなり見かけます。
後ろに見えている葉っぱはコフウロの葉っぱでしょうか。
こちらのコースはコケイランが多いと思っていましたが、やはり今も多いようです。
東赤石に登るのは大変なので、野草の盗掘をする人はいないと信じたいです。
ここで見たコケイランは丁度見ごろで綺麗でした。
ササエビネという別名があるそうですが、なるほどエビネに似てなくもないですね。
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