ユウスゲといっしょに見た花、カセンソウなど
ユウスゲが咲く場所にはツリガネニンジンやワレモコウなども咲くのですが、今年は早い時期に訪れたのでツリガネニンジンはまだ咲いていませんでした。
代わりにというわけではないですが、カセンソウが咲いていました。
以前にもこの場所でカセンソウを見ていますが、この場所でカセンソウの画像を撮った記憶がありません。ということはまだ蕾だったのかもしれません。
この黄色い花がカセンソウなのかオグルマなのかは長い間悩みの種でした。
確か葉の裏に特徴があったはずと思って、葉の裏を撮影してみました。
帰宅して調べると、カセンソウの葉はっやかたい洋紙質で、裏面の脈が浮き出るとありますが、その特徴にあてはまります。
昔、母が知人から株をいただいたと言って、このカセンソウと思われる花を育てていたことがありました。
この辺りの人は夏の仏花として育てていたようです。
オカトラノオには今年もスジグロチョウがたくさん飛んできていました。
どういうわけか、この辺りにユウスゲを見に来ると、いつもチョウや野鳥を見かけます。
ウツボグサも咲いていて、ウツボグサにはアゲハチョウが来ていました。
毎年、クルマバナを見る場所では今年もクルマバナが咲き始めていました。
ヤブミョウガは去年まで群生で咲いていたのに、今年はk部が減っていました。
環境が特に変わったようには見えませんでしたが・・・。
でも、ユウスゲをはじめとして、いつもの場所でいつもの花が見られるというのは、考えてみれば素敵なことですね。
keitann様 こんにちは
「いつもの場所」・・・・植物好きならこういう場所を皆さんが持っていますね。
いつも行くところなのでガツガツしないで、穏やかに草花を観賞できるのが何よりの長所かも知れません。
これが初めて行く場所ですと、出てくる花模様を逃さずに見てしまおうという、緊張感や”構え”が出ますから・・・・・
カセンソウはつい先日に、ネットのお友達のところで別途見たばかりでしたが、小生はこれを見た記憶がないので、カセンソウという名前が出たときに少なからず驚いたばかりでした。
こちらで区分けの勘どころを学習したので、野で見たときに参考になりそうです。
ヤブミョウガはお盆頃の花としてインプットしていましたが、うかうかしているとお盆もすぐそこに来ていますね。
ところで今年の北アルプス行はどちらになるのでしょうか?タイミングと目的地が合えば小生も・・・・・ナンチャッテ かも知れませんが。
投稿: ぶちょうほう | 2011-07-21 17:42
ぶちょうほう様、こんばんは。
植物散策を何年かしていると、行きつけのお店ならぬ行きつけの散策場所が何箇所かできてくるものですね。
目立たない場所なので、ほかの人がたくさん来るわけでもなく、ましてやユウスゲの咲くような時間にはほかの人と会うことも滅多にりません。
そういう場所で、一人で花を見るのは贅沢なひと時といえるでしょうね。
遠方からわざわざ出向いたりすると、やっぱり欲が出ますね。
カセンソウは不思議とユウスゲが咲く山で見かけます。そして、そういう場所にはこれまたキキョウやツリガネニンジンが咲きます。讃岐の里山はそういう場所が多いですね。
ヤブミョウガは私の頭の中でもお盆ごろの花というイメージがあり、紺色の実のほうが印象が強いかもしれません。
今年のアルプスは例年よりか10日ほど遅れて歩くことになりそうです。
投稿: keitann | 2011-07-21 23:16