今年初めての東赤石へ、その8、ユキワリソウ
山頂から稜線伝いに下ればユキワリソウがまだ綺麗に咲いている場所があるでしょうが、この日は山頂はパスする予定です。トラバース道のどこかでユキワリソウが見られるだろうと予想してましたが、予想が当たってほっとしました。
ユキワリソウの綺麗なときを見ようと思えば6月初めに登るべきなので、一度にすべての花の最高の時期は見られません。
トラバース道沿いにもイシヅチザクラがあったのは初めて知りました。
花はもう終わっているかと諦めていたら、後ほど開花した花が見られました。
淡い黄色の花で、結構好きな花なんです。
指で触ると、ぺたぺたしていて、名前の由来に納得です。
赤い橄欖岩には独特の白い苔が着いています。
名前なんだったかな??
シコクギボウシに開花までもう少しと言うような花芽が上がっていました。
シコクギボウシの見ごろは7月半ばと聞いていますが、今年はいつ頃なんでしょう?
瀬場への下山路の分岐は12時46分通過でした。いつもはここに登ってくることが多いです。
随所で橄欖岩とイヨノミツバイワガサの組み合わせが見られました。
これはシラヒゲソウの葉っぱで、シラヒゲソウは8月になると咲き始めます。
こんな岩の上を渡る場所もあって、トラバース道と言っても、楽で歩きやすい道と言うわけではありません。
keitann様 こちらにも寄らせていただきました。
ユキワリソウから始まって、シャクナゲに到るまで、岩に着く白いコケ?まで、なんと多彩な植物相ではないでしょうか。
ヒロハノヘビノボラズの新葉もなかなかチャーミングですね。
水が豊富なところで、緑も麗しく、多彩な植生のこの山のご報告は何度拝見しても気持ちがリフレッシュされますね。
投稿: ぶちょうほう | 2011-07-05 14:58
ぶちょうほう様、こちらにもコメントを頂きましてありがとうございます。
ここ東赤石はある高度までは普通の山に咲くものと同じ花が見られますが、標高1500辺りに来ると、がらりと植生が変わります。それが面白くて、毎年、そして年に何度か来てしまいます。
ヒロハヘビノボラズの花2は少し遅かったようでしたが、まるでバラのシュートみたいに伸びる新芽が綺麗でした。
投稿: keitann | 2011-07-05 23:29